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★東電が東通原発建設に着手。。M8断層があるのに、。

東電が東通原発建設に着手

経済産業省原子力安全・保安院は25 日、東京電力が東通村に計画している東通原発1号機(改良型沸騰水型軽水炉はABWRと等しい)のの1回目の工事計画を認可した。これを受け、東電は同日、着工を発表した。2017年3月の運転開始を目指す。国内の原発�着工は08年5月の電源開発・大間原発以来。

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 作った電気は東北電力の送電線を経由して550kmも離れた首都圏に送られ、日本一送電ロスが大きい発電所。そうまでして建てる理由がどこにあるのか。

 温暖化に生物多様性喪失と地球環境の危機が叫ばれ、電力需要が伸び悩む中、大量生産・大量消費社会からの脱却、二酸化炭素と放射能を撒き散らし大規模開発で自然を壊す社会からの脱却のチャンス。

エネルギー消費の大幅な削減と遠隔地での大規模集中型のエネルギーから地域に密着した小規模分散型の再生可能エネルギーへの転換が問題となっているときに、東通原発は時代に完全に逆行した事業としか言いようがない。

 東通原発の耐震設計には、原発の目前の海底に100kmも伸びる大陸棚東縁断層が引き起こすであろうマグニチュード8クラスの地震はまったく考慮されていない。巨大地震による事故の恐怖。。ABWRが
地震に弱いことは、中越沖地震に襲われた柏崎刈羽原発でも明らか。

 六ヶ所再処理が破綻する中、東通原発で生み出される使用済核燃料は行き場を失い、核のゴミとして半永久的にその場に留まる。東通原発建設は、むつの中間貯蔵施設と合わせて、下北半島の核のゴミ捨て場化をさらに進めることになる。

 首都圏の浪費構造を維持するために、遠く青森の地を放射能で汚染し、核のゴミを日々生み出し、青森の人々を不安と事故の恐怖に陥れるのはやめてください。
東京電力は建設工事をやめてください。むつの中間貯蔵施設を含め青森の地から手を引くべき。