可視化シンポ in 広島 | 菅川洋オフィシャルブログ「清新誠意。Action!」Powered by Ameba

可視化シンポ in 広島

広島弁護士会の主催で「無くそう冤罪!今こそ取調べの可視化実現を!!」と題した可視化シンポジウムが

広島YMCAで行われました。

取調べの全面可視化については、菅家さんの足利事件や村木厚労省元局長の郵便法違反事件などにより導入に向けての機運が高まっているところですが、なかなか法案成立には至っていません。

民主党では野党時代に2回も国会に法案提出を行っているにも関わらず、政権交代してからは法務省内に検討チームを作って、どちらかというと法案には否定的な方向へと向いていました。

ただ、村木さんの事件において、検察官が自らのストーリーに沿った供述を強要し、その供述に沿うように客観的証拠であるフロッピーディスクを改ざんした疑いで検察官が起訴されました。

取調べの全面可視化は、冤罪を防ぐためであることはもちろん、村木さんの事件のように検察官を無理な取調べや証拠改ざんにまで追い込まないようにするためにも必要なことであると思います。

現在、民主党内でも「取調べの全面可視化を実現する議員連盟」において法案成立に向けての具体的行動を詰めているところです。

無実の人の人生の一部を冤罪によって奪うことがないように、法案成立に向け、頑張ります。