今の職場に来たのが昨年の4月。

もうじき1年が経とうとしています。

メカ系の開発部門で働いていますが、非常に水に合う。

いろんな部門を経験していますが、私は開発部門の仕事が好きなんです。

黙々とシステムと向き合うのが性に合っている。

プログラマーやシステム開発の仕事をしていたことも過去にありますが、そういうのも向いていた。

延々と頭の中で考えるのは結構得意。

反対に、向いてないなー、と思ったのは、人事や総務の仕事。

細かな雑務を頼まれることもあり、「それくらい自分でやってくださいっ！」って言いたくなることも多々ありました。（言わないけどね。職務上。）

そういう仕事よりも、技術職の方が気持ちがいい。

だから、周囲にもしょっちゅう言っていました。

「私は開発部門の仕事が向いてるんです！」って。

言い続けていると、じゃあ、やってもらう？っていう流れが来ることがあるんです。

自分の適性がわかってきたら、周りにもそれとなーく宣伝しておくといい話が来るみたい。

やっぱり言わないと、わからないんですね。

あとは、実際に仕事を任せてもらえた時に、それなりに成果を出しておくのも大事です。

「あ、やっぱり彼女はこういう仕事が向いてるね。」って納得してもらえる。

するとまた、次の仕事につながるというわけです。

自分の得意を磨き込んでおく、とでも言いましょうか。

自分の得意を精査して、ぎっちり磨いておくんです。

どうでも良いと思うことは、脱ぎ捨てていくくらいでも全然いいと思う。

こういうことは、自分よりもっと得意な人がいるよね、って思うことは手放していく。

でも、それがわかるためには、とりあえず1回は真剣にやってみる必要がある。

向いてるかどうかはやってみないとわからないから。

私もそういう「お試し」をやってみて初めて「向いてる！」と気づいたことも多々あるんです。

最初から食わず嫌いは、チャンスを逃してしまいます。

先入観で、やだなー、って思うことも、まずは体験してみます。

今まで見たこともない世界が、パーっと広がることもありました。

気持ちいいですよ。

社会人歴は30年を超えておりますが、ずっとそのようなことの繰り返し。

同じことばかりしていることはなく、ちょっとずつバージョンアップしていくか、新たな体験に向かうかのどちらかです。

最初は神経を使うし、疲れます。

でも、数ヶ月もすると、ある時全ての情報がざーっとつながる瞬間があるんです。

これが実に気持ちいい。

少しの間は辛抱が必要だけど、その瞬間が来るとわかっていれば継続できます。

今の時代は、「安定」とは真逆のお仕事の世界が広がっています。

世の中がどんどん進化しているので、お仕事の内容もそれにつれて進化せざるを得ないのです。

システム化がすごいスピードで進むので、それらを乗りこなさなければならないというのもある。

新しいシステムが導入される時、怖がる人も多いのですが、「使い倒してナンボ、いじり倒してナンボ」だと私は思ってる。

そんなことをしているうちに、いつの間にかシステムを乗りこなせるようになるのだと思います。

そんな山坂超えて、波超えて。

楽しい登山とサーフィンな日々を送っているわたくしです。

あっという間