今年の夏の一時帰国で
私の母校である地元の小学校に
体験入学をさせて頂いたつーたん![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/024.png)
ほんの短い期間でしたが
以前から家では日本の漫画を読み
日本のアニメやYouTubeを観て
日本カルチャーにどっぷり浸かっている彼にとって
日本の小学校に通えるというのは
憧れのあの世界を実際に体験出来るという
心踊るトピックス![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
繊細でそんなに適応力も高くないタイプなので
過度にストレスがかかるんじゃないかと
心配していた親を尻目に
日本の学校ってほんっっっとうに楽しいーーー!
と毎日幸せそうに登校していました![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
体験入学が始まる前の週につーたんと2人で訪れて
教頭先生や担任の先生にご挨拶した母校は
私の時代とほぼ何も変わっていなくて
…つまり40年近く変わっていないという事なので
建物自体はかなり老朽化していて
若干日本の教育財政が心配になりましたが![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
一年生が育てている朝顔も
教室の外に張り出されている生徒達の似顔絵も
廊下に貼ってある標語も
給食室からの匂いも図書館の匂いも…
全てがあまりに私の記憶の中の小学校のままで
懐かしさに胸がキューンとなりました![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
初日に下駄箱の所で息子を待っていたら
帰りの会を終えたつーたんのクラスの子達が出てきて私を見かけると
もしかしてつーたん君のお母さん?
僕もう友達になったんだよ!
移動教室の時に一緒に行ったりしたんだよ〜!
とか話しかけてくれたり![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
![チュー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/008.png)
ねぇ僕の名前覚えてる?〇〇だよ!
僕ね、台湾に行った事あるよ〜
と台湾を旅行した事がある男の子は
だからか凄くつーたんに親近感を持ってくれて
帰り道並んで2人で歩きながら
ずっと話しかけてくれてたりw
たまたま下校の一群が一緒になった
一学年上の女の子は
ふざけて走ったり危ない動きをする男子達を
ちゃんと見守って注意して
ったくもー!あんた達危ない!
と姉御肌を発揮していたりw
いやみんな可愛すぎる…![ちゅー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/046.png)
![ちゅー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/046.png)
つーたんには迎えに来ないで欲しいと言われても
なんとなく心配で行ってしまう母。
気配を消して子供達の数メートル後ろを歩きながら
なんだろう…
子供達のみの登下校って
日本の安全さの上に成り立っている
世界的に見ても稀有な習慣だけれど
本来子供達の社会性って
こういう大人の居ない自由時間の中で
育まれていくんだなって良く分かるし
子供が子供だけで動けるって
もの凄く貴重な子供時代を過ごしている
と思いました。
台北では子供を遊はせる時は
基本親が連絡を取り合い親同伴で遊ばせるし
放課後に子供が公園に集まって遊ぶ
みたいなのもありません。
そもそも我が家は子供が家に帰ってくるの
18時近いし…![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
大人抜きで遊びに行くなんて
中学生でやっと近所までという感じで
日本の子が小学生の頃から
自転車でどこまでも凄い距離を移動してるのとか
彼らはなんて自由なんだろう…
と思います。
もちろん
日本でも事故や事件に巻き込まれたりは
ありますけれど
圧倒的に安全ですよね。
そして横須賀の私の母校の子達。
割と素朴で人懐っこい子が多いなと思いました![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/027.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/027.png)
担任の先生も本当に良い方で
イレギュラーな息子の体験入学に
丁寧に寄り添って下さって
最後には集合写真を下さったり。
集合写真では例の台湾旅行に行った男の子が
つーたんに抱きついていて
めちゃくちゃ可愛い![デレデレ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/047.png)
![デレデレ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/047.png)
あ!
私の時代とここは変わったなと感じたのは
出席番号や席順が男女別になっていない事や
男の子も女の子も「さん」で呼ばれてる事!
女の子の体操服がブルマじゃなくて
男の子と同じハーフパンツな事も!
今思えば凄い格好してましたよね![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
台湾でも男女同じ体操服です。
そして台湾に戻って来てこちらの学校が始まると…
つーたん日本の学校の方が良い…
日本の学校に通いたい。
台湾の学校楽しくないもん。
つーたんが台湾の学校に通う意味って何⁈
と台湾の学校をディスりだしまして![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
今でも思い出した様に
日本の学校に通いたいな…
と言ったりします。
日本の小学校の何が良かったの?と聞くと
給食が美味しいのと
給食の時間に放送部の人が音楽を流してくれるのが
すっごい良かった!
と。
お昼に流れるアイドルや新時代を
台湾に戻ってからも繰り返し聴いて
自分でYouTubeでドラム伴奏の練習動画を見つけて 練習したり。
これ他の日台ダブルちゃん達を
見ていても感じるのですが
彼らにとって日本の学校は
日本カルチャーそのものな空間で
強い憧憬があるんだなと。
つーたん位の年齢にもなると(3年生)
そういう高学年のお兄さんお姉さんが
選曲して流すJ-POPと共に漂ってくる
青春の香りみたいなものを既に感じ取っていて。
彼らの中では
日本の学校=青春
なんですよね![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
部活に情熱を燃やすみたいなのも
こちらにはない文化。
台湾人の友人に
日本の学校ってホントにあれ
部活っていうの?本当にやってるの?
と聞かれて???だったんですが
つまりは
漫画やアニメで見かけるあの部活というものは
楽しそうだけれどこの先の進学や就職に
なーんの役にも立たなそうで
実際にみんなあんな事にホントに
労力と時間使ってるの⁉️という意味で
スポーツ推薦とかもあるから
一概に役に立たないとは言えないけれど
バッサリ斬ってくるね…![汗うさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/671.png)
![汗うさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/671.png)
以前私が台湾の小学校の鬼勉具合を愚痴っていたら
私の父が
台湾は科挙の文化だからねぇ。
そして日本は武家文化なんだよ。
だから文武両道なの。
と言ってきてすごーい納得しました。
なるほど文武両道か!
科挙文化は本当に今でも中華圏に
凄く影響を与えていると感じています。
1人でも官吏が出れば一族の誉れ!
その後は一族郎党全員が栄える!!
賢く生まれついた人は一族の期待を一身に背負い
死人が出るほど過酷な勉強を続けて
何度も何度も科挙に挑戦し続ける…
シンガポール・マレーシア辺りの華僑社会とか台湾て
現代でも割とこれに近い感覚で
お勉強に臨んでるよね![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
だからお勉強一辺倒でスポーツとか習い事って
あんまり重視されない傾向があると思います。
バイオリンなどの音楽系は
将来アメリカの大学に挑戦する為の
スペックのひとつとしてやらせてるし…
あとつーたんは
なんか日本語の方が優しい気がするの
とも言っていて
これはねー、…めっちゃ分かる!!www
言語には性格がある![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
中国語って直接的な言語で
やんわり伝えるみたいなのが無いから
どうしてもキツく感じちゃうよね。
夫も中国語で仕事をしている時は
日本人が聞いたら喧嘩してるのか⁈って感じだし
英語の時はいかにも
ネゴシエーションに長けた人ぽい。
日本語の時は
「どうもいつもお世話になっております〜」
とこれまた日本人ぽいし
なんなら姿勢まで日本人ぽくなってる![ゲラゲラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/077.png)
![ゲラゲラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/077.png)
私も色々と考えて長々と書いた文章に
「好(いいよ)」と一言返されて終わりとか
なんかコミュニケーションの機敏が違って
やりずらいのは今でも全然あるし
つーたんの気持ち分かるんですよね![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
まぁ彼の場合
台湾の学校の授業は
先生が同じ事を何度も繰り返していたり
教科書に書いてある事をそのまま説明したりで
本当に意味がなく
死ぬほどつまらない…
とギフテッドあるあるっぽい事も言っていて
そもそも学校というシステムが合ってないんだな
というのは親側も理解し始めてます![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
現状今の台湾には飛び級もないですし
年齢相当のクラスに居るしかない。
実験小学校など
オルタナティブ教育を行っている
ギフテッド向きな学校もあるにはあるけれど
1年半後の帰国を考えると
今のタイミングでどこかの学校に移るというのも
現実的ではないし…
そもそもそんな人気校、学期の途中では入れないしね![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
今は日本カルチャーを垣間見れて
楽しくてたまらなかった日本の小学校も
きっと普通に通いだしたら
つまらなくて耐えられないって言い出すと思う![ショック](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/053.png)
![ショック](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/053.png)
逆に日本の強烈な同調圧力とか
彼には合ってないと思うし…
ギフテッド本などはどれも大体3年生くらいから
公教育に不適合を起こし始めると書いてあって
つーたんも見事にその通りな流れになりつつあり
そろそろ帰国後の学校探しなども始めていますが
彼の特性を踏まえてとなると難しくて
色々悩ましいです![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/062.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/062.png)
まぁ今の時代必ずしも学校に通うという選択肢に
囚われなくても良いと思いますし
東京には様々なフリースクールもあり
オンラインスクールに至っては海外のものも含めて
とても良質なものが沢山あるので
もしかしたら究極的にはそちらを選んで
つーたんの好きなサイエンスやプログラミングなど
特化して深めていくというのも
全然アリだなとは思い始めてます。
…と日本の小学校の体験入学の話から
だいぶ飛躍しましたが![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
![汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
つーたんが我が子として
私と夫の元に生まれてこなかったら
公教育に対して疑問を持ったり
こんな風に考えることもなかったので
まぁ良い機会を与えてもらった位に捉えてます!
本当に子育ては親育てだなと![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/027.png)
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/027.png)
彼が彼らしく生き生きと学べる環境は
絶対にあると思うので
じっくり探していこうと思います![クローバー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/199.png)
![クローバー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/199.png)