今日も朝から雨…
この時期の台北は本当に雨の日が多くて、日本の秋から冬にかけてのカラッと晴れた空や乾燥した空気が懐かしいです。
そしてこんなに湿度が高いのにも関わらず乾燥MAXな私の手よ
家事+頻繁な手洗い+アルコール消毒で、もうどうしようもない感じです
今母が実家の大断捨離祭りをしているらしく、
家を整理していたらこんな物が出てきたわよ〜!と送ってくれたコレ
記憶が定かではないのですが、おそらく高校時代の美術の課題で作った絵本
小さい頃から実は絵を描く事が大好きで、小学生の頃が1番熱心に描いてたかな。
教室の隅でいつも静かに絵を描いている様な子でした。
中高時代も1番好きな授業は実は美術で、音楽の授業とか今となっては全く記憶にないんですよね。
特に好きでもなかった…笑
私の場合ちょっとピアノが弾ける位で、小さい頃から音楽の英才教育を受けてきた訳でもなし。
私が歌うって楽しい!と感じられる様になったのが新人公演を卒業した頃で(遅っ!)、それまでは苦手意識の方が大きかったので
茶色のコンテと水彩絵の具で描かれたこの絵本。
今の私より確実に画力高いわ…
全10ページ位の自分的にも気合の入った大作で、提出期限前は徹夜した記憶があります。
最後は先生が綺麗に製本して下さって。
それが20数年経った今遥々台湾の私の手元に届くと、途端にあの鎌倉の山の上での学生時代が色鮮やかに甦ってきて感慨深いものがあり。
こんな風に形として残る素敵な授業をして下さっていたんだなと、十数年経った今になって先生方に感謝の念が湧きあがります✨
私の場合宝塚に入ってからの日々が怒涛過ぎて、それ以前の記憶が薄れている部分があるのですが(宝塚あるある⁈)、
よくよく思い返せば私の中学高校時代は、お勉強はそこそこにのびのびと過ごした幸せな日々でした
それはもう尊いほどに幸せな日々!
宝塚受験を決意してからは、かなり強烈なレッスン漬けの毎日に様変わりしましたけれど。
そして、いつの間にか自分が絵を描く事が好きな人間だった事も忘れてしまっていましたが、
こうして思い返してみると、人生のある時期まで、私にとって絵画って自分を表現するとても大切なコンテンツだったんだなと思い出しました。
それがある時から歌や踊りやお芝居にとってかわってしまったので、自分の中でもう絵を描く必要が無くなったんだなぁと。
今息子の幼稚園には週1の宿題で、「園から借りてきた絵本を読んでその内容を絵に描く」というものがあります。
直接手伝いはしないのですが、つーたんが描いている横で私も必ず同じように絵本を見ながら描くようにしていて、そうすると彼も時々ちらちらと私の手元を見ながら
「ふむふむ、そう描けば良いのか」と参考にしている様子。
この時間がなかなか愉快で、つーたんそっちのけで集中して描いていたり。
楽しいです
もう少し本気に、完全に自分の趣味として絵を描いてみたい!
学生時代の絵本を手にした事をきっかけに、久々に絵画欲が湧き出てムズムズしております