台湾は今、鬼月といって

日本で言う所のお盆の最中です


そして数日前は
旧暦の7月15日・中元節でしたキラキラ



この日はあの世からこちらに戻って来た
神様やご先祖さま、霊達をおもてなしする
「中元普渡」というメインイベントがあり…




こんな感じで軒先に沢山のお供物をして
紙のお金を燃やして
霊達を弔います




商売をやっている所だと
毎月こういう拜拜をやっている所も多いのですが

中元節の時期は更に盛大で
お供物も大量ですし

街中がどこも台湾らしい風情を帯びる時期です


それはそれで私は好きなのですが
いつも危なっ!ガーンと感じているのが
紙のお札を燃やす風習DASH!




この写真の奥の方にある網状のドラムみたいなもの↑

あれの中で紙で出来たお札を
景気良く燃やしまくりますお札


いやもうホント
燃やしまくるという表現がぴったりで

この時期普通に道を歩いていても
この普渡のせいで

「え、あそこ火事じゃない⁈」

と焦らされた事が何度あったか…滝汗





紙のお札を燃やす事で
あの世に送金している事になるので
沢山燃やせば燃やすほど良いそうで

とにかく凄い量の紙の紙幣を
軽いボヤ並みの勢いで燃やします

しかも軒先で‼️




側を通行しようものなら
子供は煙でめっちゃむせてるし
大人だって涙が出てきて

いやいや!公共の場所でこれって良いの⁈
という感じなのですが

相手は神様!
全くもって沒有問題みたいです笑い泣き





最後はジャーっとホースでこれまた盛大に
水をかけて終了で

その残骸がまたボヤを鎮火させた後っぽく…笑







こんな風に必ず洗面器に水を張って
タオルをかけておくのですが

これはあの世からこの世までの旅路で疲れた霊達に
ここで手を洗って下さいね

という意味を込めて置いているのだそう





ここまで
私の聞きかじった情報なので
間違っている部分もあるかもですが


何て言うか

あの世にお金を送るとか
洗面器で手を洗うとか

道教の神様やご先祖様って
限りなく人間に近い存在よねポーン



そして
まだまだこういう風習が
日常生活の中に残っていて

毎年こんなにも盛大に祝って貰えて幸せだよね

とも思ってしまうニコニコ











そして

こういう風景を見ていても

日本のお盆が恋しいなぁクローバー


お線香の匂いや
横須賀の山に囲まれたお墓の周りの草生きれ
蝉の鳴き声…


祖父や叔母や実家のフレブルろっちゃんの
新盆だったのに
お墓参り出来なかったなぁとか

考えてしまうあせる



日本がこんなにも遠い国になってしまうとは…


変に期待しても実現しなかった時辛いので
今年の冬も帰れないと既に腹を括っております笑い泣き


暫くは台湾生活を楽しむしかないですが
実際なかなか楽しんでいる自分が居て

特に台湾国内旅行は
住んでいながら殆ど行っていたかったので
まだまだ開拓の余地ありだなと!


明日からの週末は
また宜蘭にプチトリップに行ってきます音譜