台湾では子供の誕生日を
割と盛大にお祝いする傾向があり
1歳のお誕生日会なんて
親戚一同ホテルに集めて披露宴か⁈という位
凄いものをやったりするのですが
つーたんとリリィは
2人共新暦のお正月と休正月に挟まれた
微妙な時期な事もあり
冬休みで人が集まりにくかったりするので
今まで1度もきちんとお祝いした事がなく…
気付けばつーたんが5歳になるので
今年は前倒しして
冬休みがスタートするこの土曜日に
2人のお友達を沢山ご招待して
バースデーパーティーを開きました
今回はプレイランドのパーティールームを
借りてみました
とりあえず部屋をポケモン仕様に！
ここLeo’s Playland は
遊び場がとても広く
大きなジムが張り巡らされていて
もう普通の親子カフェでは物足りない
小学生の男の子なんかでも
ずーっと走り回って遊んでいられるので
今回みたいに色々な年齢の子が集まる時は
とても重宝しますよ！
私の台湾生活の大切なガイドブックとなっている
食べまくりpekoさんのブログでも
紹介されてます♪
ショートケーキでお祝い
幼稚園で1番仲良しの女の子と
紙相撲をして大盛り上がり！
日本人学校に通っているお姉ちゃんが
色々と折り紙を折ってプレゼントしてくれました
会場の手配やら
幼稚園の台湾人ママへのアナウンスなど
初めての事が多くて事前準備にバタバタし
当日もあっちこっちに目を向けてバタバタし
さらには寒い時期なので
この日まで子供たちに風邪を引かせないようにと
かなり気を張っていたようで
終わったらどっと疲れが…
でもこうして沢山の方たちにお祝いして頂けて
つーたんもとても嬉しそうだったし
（リリィはまだ良く分かっていないけれど・笑）
トラベラー氏ともやって良かったねと
ただ１つ問題が…
後半小学生のお兄ちゃん達と鬼ごっこをしていて
つーたんがいくらやっても勝てないので怒り出し
そのうち泣き始めてしまい
最近彼の負けず嫌いが凄くて
このパターンがとても多いのです
この前は
トラベラー氏と2年生のお兄ちゃんが
台湾将棋をしていてパパが負けてしまい
（というか負けてしまうトラベラー氏！笑）
なんとその時も側で見ていただけのつーたんが
「なんでパパ負けちゃうの〜！」
泣き出してました
その都度
「ゲームなんだから勝つ事も負ける事もあるよ」
「負けても楽しいんだから良いじゃない！」
と言って慰めても
違う！こうこうこういう理由で
つーたんは負けてない！
とそもそも負けを認めないし
これはどうしたものか…
と思っていたら
友人でもあり子育てコーチングの先生でもある
さとちゃんから
「うちの長男もそうだったけれど
こういう負けず嫌いで勝ち負けにこだわる子って
負けても良いじゃん！という声かけは
全然響かないんだと思う。
今度つーたんが落ち着いてる時に
負けて泣いてる時にママに何て言ってもらいたい？
って聞いてみたらどうかな」
というアドバイスを貰って…
思いっきり納得しました
それって私で言うと例えば宝塚時代
新人公演の主演が取りたかったのに
取れなかった時とか
もの凄く分かりやすく「勝てなかった」時に
親から
「まぁ良いじゃない！
そんな事にこだわって凹んでないで
せっかくの宝塚をもっと楽しみなさいよ！」
って言われる様なものですよね
そりゃあ響かないわ
翌日はピアノの先生の出演する
バロック室内音楽のコンサートへ
つーたんが最近習い始めたピアノの先生は日本人で
台湾で現役のピアニストとしても活動されています
1番後ろのドアの横の席を取っておいたので
最悪開始早々に退場になっても大丈夫！
と思っていたのですが
なんと前半の1時間は
丸々最後まで座っていられました❗️
生のステージの持つ力って本当に凄い
つーたんはいつも
舞台でもライブビューイングでも
もの凄く集中して観ていられますが
しかし今のところ
レッスン中は毎度ふざけてしまって
全然集中してないし
いきなり先生にポケモンの話をしたり
まだまだあちゃーな感じです
さて
帰りのタクシーの中で
「つーたん、昨日鬼ごっこで全然勝てなくて
泣いちゃったじゃない⁈」
と切り出すとまたしても
「違う！つーたん負けてない！」
と負けを否定
もうどこまで負けず嫌いなんだか
しかしこれは確実に私の血ですわ…
気持ちはとても良く分かるので
「ママ分かるよ！負けたらめっちゃ悔しいよね。
ママも実は負けるの大っ嫌いだよ。
宝塚にいた時なんて
最初下手くそだったから沢山負けちゃって
沢山泣いたよ。わーん！て大きな声で泣いた。
だから負けないように沢山沢山練習して
頑張ったんだ！」
なんて話してみたら
「つーたんもね、頑張るんだけど、実はまだ
あんまり出来ないんだ…」
と初めて自分で負けを認めました
そして
「そういう時、ママに何て言ってもらいたかった？」
と聞いてみると
「うーん………出来てるよ！かなぁ」
と…
私はこの時
雷が落ちた様な衝撃を受けました！
自分自身を振り返って見つめてみれば
何事も突き詰めれば自分との戦いではあるけれど
宝塚はやはり分かりやすく周りと競い合って
勝ち負けの見える世界だったので
そこで私が何か結果を出せずに「負けて」
自信を失っている時に
もし私の親が私の芸事に寄り添ってくれるタイプ
だったとして
（私は芸事に関して一切相談してこなかったので）
何て言って欲しかったかと想像したら
それはやはり
「大丈夫だよ！あなたは絶対に出来るから
自分を信じて❗️」
という言葉だったからです
もうすぐ5歳のつーたんにとっても
それは全く同じで
どうしても勝ちたくてでも勝てない時に
かけてもらいたい言葉は結局
パパとママはどんな時でも
あなたの1番の応援者なんだよ
大丈夫！自分を信じてね！
なのですよね…
さとちゃんにこの答えまで
導いてもらった気分です
そんな話をした後のつーたんは
とてもリラックスした感じで
私の膝に頭を乗せて甘えてきて
「でもママも（宝塚の）最後の方は
結構上手になってたよね」
と気を遣って言ってくれました
可愛い〜
何かで負けてつーたんが泣き出す度に
こちらは泣き止ませようと焦って
負けるなんて大した事ないよ！
勝ち負けに拘らず楽しもうよ！
という声かけをしていましたが
それは全く意味をなさなかったなと
負けたくないという気持ちは
向上するための大きな原動力
この先その思いが何か自分の好きな事に向いたら
もの凄いエネルギーを生み出す事は
私自身が身を以て知っているのだから
むしろ彼の負けず嫌いは
素晴らしいギフトだなと
180度考え方が変わりました
トラベラー氏はまたしても
「ほんとあなた達2人はそっくりすぎる…」
とため息をついてましたが・笑
今のところリリィの
とにかく常に安定している感じは
パパに似ている気がしています
さて
これから桃園の飛行場へ
今年の休正月休みは
パラオへ行くことにしました
久しぶりのパラオ🇵🇼
家族で良い思い出を沢山作りたいです♪