平昌オリンピック
日本はメダルラッシュで盛り上がっていますね


こちら台湾は…
全く盛り上がっていませーん


参加する選手の人数がとても少ないからなのかな?


亜熱帯の台湾では
ウィンタースポーツは練習出来ないし
必然的に少人数になってしまうのでしょうね



なので
ニュースなどでも殆ど取り上げられていなくて
私も始まった事すら気付かなかったのですが


月子に入るにあたって主人が

この生活にもすぐに飽きてしまうだろうから!
と部屋に日本のネットテレビを
セットしてくれたので


今は毎日リリィのお世話をしながら
観戦しています




今日はフィギュア男子フリーに大興奮


羽生結弦選手はまるで他の星からやってきた
宙を舞う事の出来る宇宙人のよう…

とても同じ人間とは思えません

日本人の金銀ダブル受賞に
部屋で私も1人感動の涙を流していました








お部屋のテレビ画面では
嬰兒室に預けている赤ちゃんの様子を
モニターで見る事も出来ます

このモニターは
指定のアプリをダウンロードすれば
例えば海外に住む祖父母だって携帯で見られるので

とても便利なのです


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さて


忘れないうちに出産の時の流れを
記しておこうと思います


と言っても私自身の記録、忘備録として…
という感じなので

ご興味のない方は以下
飛ばして下さいね







思えば
出産の1週間以上前から
夜中の前駆陣痛が始まっていて

つーたんの時と同じような流れでした




10日は夜中じゅうかなり強めの痛みがあり

ん…⁈これはどういう事だ?

と思ってはいたのですが
予定日まで2週間以上あったので
痛みに耐えつつも
これが陣痛に繋がるとは思いませんでした


しかし朝になっても痛みが収まらなくて
もしかしたら?と思い主人にも

「陣痛なのかも…」

と一応伝えたのですが
主人がそれを聞いて焦り出したので

「あ、でもまだまだだよ!心配しないで!」

と言って
実際そこまでの痛みでもなく
その日は主人の友人が
仕事の相談で我が家に来ていたのですが
一緒に雑談したり
日中は痛いながらも普通に過ごせていました


ですが夕方6時くらいから
痛みの間隔が揃ってきて
7時頃には10分間隔に

この時点でも
病院に行って帰されても嫌だし
(つーたんの時は1度帰されました)
まだ渋っていたのですが

私の様子を見ていた主人に
やっぱり一応病院に行こうと勧められて
(今思うとここで行っておいて本当に良かった!)

お義姉さんに来てもらってつーたんを託し
主人と病院へ向かいました





救急外来で
陣痛が来たかもしれないと伝えると
対応してくれた看護師さんに

「ところで臍帯血はどうするの?」

と質問され、主人は

「え⁈何も聞いていないけれど?」








これはまぁ良くある事で

何故ここで今更そんな重大な話をする〜

という…





その後も
イタタタとなっている私を尻目に会話を続ける2人


結局
何社かある臍帯血の会社の中から
自分で好きな所を選んで連絡すること!
と指示されて

とりあえず私はNSTと内診を受け
そのまま入院になりました




陣痛室で痛みに耐えている時に
主人が

「そういえば和痛分娩を希望していたのだけれど
   どうなってるの?」

と聞くと

またまた看護師さんが

「そうなの⁈ 聞いてないけど?」

と…




もぅ〜


お国柄こういう対応も仕方が無い事は
もう良く分かっているし割り切ってきたけれど


さすがに人生最大の痛みに耐えている時は
勘弁してよ〜
という気分でした




そして
担当の先生がいらして

「麻酔医を今から呼んで準備すると40分位かかる
   でもこの分だとその間に
   かなりお産が進んでしまって
   あまり意味がないですよ!」

と言われ
結局麻酔なしでいくことに


そしてここで初めて
翌日の朝くらいに産まれるのかと思っていた私は
お産がかなり進んでいる事を知りました





その後は本当に
あれよあれよと言う間に赤ちゃんが下りてきて
私も思わず

「あ!産まれる

と何かのドラマのように叫んでしまい(笑)

そこから助産師さん達がダダーッと集まってきて
準備をして分娩室へ運ばれ

分娩台では3回ほどいきんだら
もう産まれてしまいました!




でも
あまりの痛さに
息を吸ってと言われているのか
吐いてと言われているのか
先生の中国語が分からなくなってしまい

分娩台の上から主人に

「吸氣(シィチィ)ってどっちだっけ⁈」 

と息も絶え絶えに質問したり…


今思い返すと
なかなか面白いです









つーたんの時は
19時間かかってやっと産まれてきたので

経産婦は早いと聞いてはいましたが
ここまで違うとはびっくり!



これも
先生が本当に名医で匠の技と言いますか
絶妙のタイミングで破水させたり
内診で刺激したりする度に
ぐっとお産が進んで

結果として
麻酔は間に合わなかったけれど
入院から2時間半のスピード安産で
産む事が出来たのだと思います





実は
毎回の健診で
担当の先生があまりにも無愛想で(失礼ですが
物凄い早口だし、そっけないし
あっという間に診察が終わってしまうので
私は質問もままならず
かなり不満を募らせていたのです


台湾は毎回の妊婦健診から分娩まで
全て保険でカバーされるので
その辺りの感覚が違うのでしょうが
サービス精神的なものは一切なく…



ですが実際に出産を終えてみて
この先生にお願いして良かった!
と心から感謝しました















お腹から出てきたリリィは
髪の毛がフサフサでなんだかやっぱり
つーたんの産まれた時にどことなく似ていました




カンガルーケアで
初めて我が子を抱っこさせて貰った瞬間は
何度経験しても
最高の感動と幸せに包まれますね…





2人の子のお母さんになった実感は
正直まだあまりありませんが


きっとこれから
つーたんとリリィの2人に
少しずつお母さんにしてもらうのでしょう







最後に…

前回も思ったのだけれど
出産そのものよりも
長〜く続いたつわりの方がずっと辛かったです


まぁ
これもおそらく人生最後の経験だったと思うので
今はやり遂げた達成感に浸っています







今つわりの最中の方
これから出産の方


本当に大変だと思いますが
これも女性ならではの体験!

必ず終わりが来るので
頑張って下さいね