先週末は
花組の東京公演
そして
雪組さんの全国ツアー公演in相模大野
を観劇してきました
…いまだに、自分の居なかった組には無意識に「さん」を付けてしまう習性が
2日連続で宝塚観ちゃうなんて
0歳児の母には贅沢すぎるよね
でも、これは移住前の観劇納めじゃ
…という事でハードスケジュールを組ませてもらいました
しかも
花組は旦那さんと一緒に観劇する予定だったのですが、
大安のせいか帝国ホテルのベビールームが満員というピンチに
急遽トラベラー氏はつーたんとお留守番することになってしまいました
2日間に渡って面倒を見てくれたトラベラー氏には感謝感謝です…
まず花組はね
もうみりおちゃん(明日海りおさん)の源氏の君がハマりすぎて…
美しさに感動~
新源氏物語
幕開きから平安の華麗な舞台に、うわぁ~とため息が出てしまうほどだし
寺田先生の音楽は
古き良き宝塚の旋律、和音でとても素敵ですし
組子は皆さんハマり役で良い仕事をしていて…
今の花組の布陣にぴったりですね
そう言えばその昔ワタクシも
『あさきゆめみし』では柏木役を演じさせて頂いたなぁ…
この時代のお衣装はとにかく衣装捌きが難しかったという思い出が
ショーでは
この前の台湾公演で一緒にご飯を食べて初めて認識したような下級生の子たちが
確実に技術も男役度・娘役度も上がっていて
本当に驚かされました!
良くトラベラー氏と2人
昨日出来なかった事が今日は出来るようになっていたりする最近のつーたんについて
0歳児の成長速度には目を見張るものがあるよね~!
なんて話したりしているけれど
宝塚の子たちも
日々赤ちゃん並みの進化を遂げていて
毎公演どんどん新しい姿を見せてくれますね
こういうのって、応援のしがいがあるよな~!とか、すっかりファン目線で見てました
私の場合、
熱烈宝塚ファンが生徒になってOGになって…
一周まわってまたファンに戻ってきたような感じだな
雪組さんは…
みわっちさん(愛音羽麗さん)とご一緒させて頂きました
『哀しみのコルドバ』
は、私が初めて全国ツアーに振り分けられた時の作品で
周りからは
めおちゃん(みたいなおっちょこちょいジェンヌが)全国ツアー回れるの~⁈
心配~
と散々言われた思い出の公演です(笑)
当の本人は、
みなさまの心配をよそに
全国津々浦々の旅芸人生活をかなりエンジョイしましたよ~
劇場に向かう道すがら
みわっちさんと、そんな当時の想い出話に花が咲いて盛り上がっていたのですが
幕が上がるとオープニングからおぉ~…とテンションが上がっている自分がいて
振りや台詞もかなーり細かい所まで鮮明に記憶している事に我ながらびっくり
自分が出演していた作品を観られるのって、こんなに楽しい事なのですね
私は軍人フェリーペ役を演じさせて頂いていたのですが
今回は永久輝せあちゃんが、美しく誠実なとても素敵なフェリーペを創り上げていました
そして
当時は闘牛士の1人だっただいもんが大空祐飛さんのロメロ氏を演じている事も感慨深く
胸に込み上げるものが…
本当にかっこ良く立派になって!
いや
昔からカッコ良かったけれど
それにしても
最近の貫禄のスターさんぶりはスバラシイです
ちぎちゃん(早霧せいなさん)のエリオはいわずもがな、とっても素敵
敏捷そうな佇まいが、それだけでもうスター闘牛士にぴったりですよね
そして
こうして客席から観劇すると
改めてこの作品を客観的に見る事が出来て
数年越しにして新たな発見もありました。
今だったらまた違った解釈で演じていたかな~、と空想してみたり
舞台ってやっぱり面白いなぁ
どちらも柴田先生の作品だったので
宝塚古典と言いますか、
平安絵巻とスペイン物
全く違うけれど、でも同じように
情緒溢れる世界を堪能しました
どちらもドラマチックな幕切れが好きです…
…とつーたんお昼寝中なので一気に感想を書き連ねてしまった
台湾に移住したら、今の様に度々観劇する事は出来なくなっちゃうけれど
帰国のタイミングでちょいちょい劇場に足を運んで
エネルギー補給しようっと
最近はプチ同期会なんかもしたよ~
きこちゃん(真白ふあり)が逆光の加減で消えかかってしまった
月組時代仲良しだったくみちゃん(天野ほたる)となんて、かれこれ4年ぶり位に再会!
ママになってもその美しさは相変わらずで、凄く癒されました
ホント、みんな全然変わってないな~
(って、図々しいかな)
同期って実は
みんな一緒に過ごした期間は
音楽学校の2年間と初舞台公演だから
時間的にはそんなに多くなくて
その後の宝塚生活の方が全然長いのだけれど
人生の1番強烈な時を一緒に肩を寄せ合って過ごしてきた
ある意味家族よりも私の事を分かってくれてる、
ここにしか無いとっても稀有な存在
不思議な愛おしい絆に感謝です
みんなママだったりで忙しく、
ランチタイムの2時間しか会えなかったけれど
最高に愉しく幸せなひとときでした