先日、実家でとーっても懐かしい物が出てきて…
かなりボロボロになっていますが、
『食べられたやまんば』
幼少期の私の愛読書です
本当にごくごく小さい頃から私は何故かこの絵本をこよなく愛していて、毎晩必ず母親に読んでもらっていました。
今見返してみると…
墨で描かれた絵とかかなり普通に怖いし
そもそもこの抽象的な画質を子供が理解出来てたのかという…
でもとにかく、幼少期の私は『○○姫』系でもディズニーでもなく、この、かなーり渋い絵本を偏愛していて、どこに行くにも持ち歩いて、三歳にして全文暗記という神童っぷりを発揮していたのです
(笑)
親戚の集まりの時などに持っていって意気揚々と暗唱して、みんなから
「賢いわねぇ」
とか言われて鼻高々だったのを、かすかに憶えています…
三歳でおぼえたから細胞レベルに染み込んでいるのか、今でも結構言えるんですよ!
山奥のお寺の小僧がやまんばに追いかけられて、三枚のお札を使って必死に逃げるというストーリー。
ラストはやまんばがお寺の和尚さんに納豆にされて、お餅にくるんで食べられちゃうという…
…シュールすぎでしょ
この絵本のどこにそんなにも魅了されたのか、謎は深まるばかりです…
そして、ラストページには幼い頃の私のこれまた謎の悪戯書きが…
『たけい』
…って誰だ?
左利きなので、思いっきり鏡文字書いてます
でも、
この絵本を大事にとっておいてくれた両親には…
大感謝です
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