
今ではすっかり高いビルに囲まれてしまいました。
この近くに幽霊坂があります。
中学生のころ、よく古書街に行った帰り、お茶の水駅に向かう途中
この幽霊坂をのぞいたものですが、それは薄暗くうら寂しい坂でした。
いまやソラシティという複合施設の脇の整備された道路となって、
とても幽霊が出られそうもない健全な坂になってます。
ソラシティの近くにお茶の水駅の臨時改札があります。
これは朝のラッシュ時のみ出口専用として使われるものです。

この出口の脇にある椋の木には、「元宮」と書いた札が祀られてます。
掲げられた説明によると、太田姫稲荷神社が江戸城の結界または鬼門
の守り神としてここにあったのですが、総武線拡張工事により近くに移転
したそうです。
その向こう側には聖橋。
昔、さだまさしの「檸檬」という曲で歌われていました。

