Clover みつけるんだ -16ページ目

Clover みつけるんだ

若いときは 必至になって 四葉のクローバーを 探してた気がします。 今も まだ、 そんな感情が 心の奥には 残っていて、 青く晴れた日には 鮮やかだけど 薄っすらと よみがえるんだよ。

キミココロに留まるためには、
やさしさや誠実など必要ない。
誰よりも醜く、裏切るだけ。

あのオトコミにしたこと
キミがあのオトコにしてあげたこと
そのすべてを、キミボク
いともたやすく、してくれても
物欲しげに見上げるうるんだ目の奥に、
悲しくもしたたかに
モウ、ケッシテキズツイタリシナイ

どんなに高くボクの誠実を重ねても
あのオトコキミの心に
深く刻んだ谷に
すべて吸い込まれていく

もし、ボクキミココロに残るには
あのオトコよりも、残酷に
キミを傷つける以外ないのだろう

そんなことを考えて
萎えていくココロカラダ
薄っぺらな欲望で鞭打って
ぎこちない笑顔でキミにこたえる