正義は園に住まう 

    

牧師先生の御説教の内容につきましては、

本リンクの先に在りますオリジナルをご覧ください。このブログは「わたくし個人の感想」です。特定の属性や団体の意見を代表するものではございません。

 ネタバレしてしまうと、

このタイトルからは想像もつかなかったけれど、今日の説教の切り口は「気候危機」問題でした。パリ五輪では、北京五輪の時のように「人工的に天気を操作する」ことが行われなくてよかった…と。

天候操作

 どちらが多数派で常識かはさておき、
「人工的に天気を操作すること」は陰謀論でもトンデモ科学でもなく既に起きている事実です。そんなのウソと思う方は、

…などをご参照ください。
某政党の某政府に蹂躙されない、独立行政法人の態の「政策シンクタンク」が公言していることなので「陰謀論」ではございません。

日本人の考え方

「ミサイルを1000発以上も雲に撃ち込んでヨウ化銀をばら撒く」

日本文化だと、発想も実行も縁遠い気がします、知識も設備もあってもね。

ガラパゴス進化の国、日本

携帯電話からスマートフォンへの移行前、

日本のデバイスが独自路線で進化を遂げていたことは、

中年以上の者にとっては新しい記憶ですね。

野性の自然に対する姿勢が大きく違うことも、

「そりゃぁ地震と台風の国」だもの…と誇らしく感じますが、

気候問題でも今日、新しい言葉を聞きました。

それは、

気候問題を表す言葉の変遷として

「気候温暖化→気候変動→気候危機→気候“正義”」

この【気候正義】という言葉です。

 

人間が地球環境に対して「“害悪”を為す」ことへのカウンター…

 

「へぇ」

大久保先生の説教で紐解かれる、

聖書の記述から導き出された文脈での宗教観に基づく気候“正義”は、

とても分かり易くて理解できましたが、

 

日本では流通しない言葉かなぁとも感じました…本来的には、ね。

某国のように、エアコンをフル稼働させて真冬にTシャツ一枚のタワーマンション暮らし…というよりは、

 

網戸や重ね着で季節の風を愉しむ感性…つまり

 

「神のつくられた自然を、あるがまま受けいれて、

自然を人間に合わせてつくり変えようとするのではなく、

人間の方が自然に合わせて暮らすスタイル」

 

だから、

”正義”を掲げて、倒すべき”害悪”に立ち向かう図式ではないのかなぁ、と。

 

(もちろん日本文化が好きな日本人ばかりでなくて、

アメリカの真似をしたい人や、中国に対抗したい人も存在しますが…)

これからの方向性…

 昨今は、ChatGPTをはじめ、生成AIが注目されていますが、

これが環境破壊を進める駒に成り得ることは、どれほどの方がご存知でしょうか?

 アメリカのスタンフォード大学が発表した研究によると、大規模言語モデル「BLOOM」が言語を学習する際に排出したCO2(二酸化炭素)の量は25tで、これは平均的なアメリカ人が1年間に排出するCO2量の1.4倍、ニューヨークからサンフランシスコまで飛行機で1往復する際の排出量の25倍に当たります。消費電力量は433MWh(メガワット時)で、平均的なアメリカ人家庭の41年分の電力量に相当します。

 ただ、これはまだ少ない部類に入ります。ChatGPTを生み出したOpenAI社の言語モデル「GPT-3」が、機械学習の際に排出したCO2は502t、消費電力量は1,287MWhで、BLOOMと比べると、文字通り桁違いに大きな数字です。この1,287MWhという電力量は、原子力発電1基の1時間分の電力量(約1,000MWh)を上回っています。

  こちらからの引用となります。

 著作権問題、倫理問題だけではないのです。

また、

生成AIの台頭で一時期よりは鳴りを潜めた「仮想現実」の成り行きも興味深く見守っています。というのは、

日本では「仮想現実、仮想空間」という呼称で一般的かと思いますが、どうも学術的にはそうでもないらしく「現実拡張、拡張空間」だったりするみたいです。

これはさっきの自然への姿勢と同じで

「仮想世界に、自分が入ってゆく日本人」と

「自分が中心にあり、世界を加工して変化させる」との認識の違いを感じました。 

 日本の未来を担う研究者のみなさまが他国の思惑に振り回されず、日本の感性を活かした研究に自由に取り組めたらいいのに…と願わずにはいられません。

 

そして、消費電力量といえば、

「ご存命でも、お札の肖像画になっていいのではないか?」と思う方が、

日下部進氏です。

まさに、良くも悪くも日本のガラパゴス文化の象徴ではないかと思っています。

 現在世界中で使われているどんな電子決済システムよりも、

最もセキュリティが高く・最も省電力で・最も通信速度の速いFeliCa…

(でも、日本のSONYがアメリカのAppleに買収されるのも時間の問題な気が…)

 

 突出した才能は、年功序列や同調圧力で叩き潰せ!!ではなく、
まじめにつくりあげた人の努力が、正当に評価されて、報われる社会へ

 島国なので生活に国境がないのと、

義務教育の成果で「他国」への意識が低いため、

よその「国」ではなく、

よその「ムラ」に意識を向けてしまう結果なのかもしれませんけど、

 

そろそろ「戦後教育」を卒業して、オリジナルな日本に…

 

大人になった息子たちが、

働いた結果通りに報われる国になったらいいな、と願ってやみません。

そのために、

できる限りのことをして生きてゆくのが自分の人生で在りたいです。

すごく大切なこと

 大久保先生の説教の中で、

個人的に【今日イチ】だった言葉は「水の 循環の 破壊」です。

 つまり、

それが環境破壊で気候危機を招くという話なんですけども、人間の身体も同じだなぁって。

軽い頭痛の、全部ではないけれど「水を飲めば治る(深刻ではない、軽い脱水症状)」に始まり、

リンパの詰まりなんてよく耳にする単語でしょうし、建物に起きる問題(腐食)も、食べ物に起きる問題も、どれもが同じ…多すぎても少なすぎても偏っても滞ってもダメです。

 息子たちにも、

これから実家を出て住む場所はこういうのも気にしてね!!と話してありますが、実際、悪条件下にお住いの方はどういうお考えで暮らしていらっしゃるのでしょうか?…水は、だいじ。