外国語にする吹き替えに思うこと。 | ジャズ格闘家のジパング旅日記

TBSの「クレイジージャーニー」という番組の中で様々なアーティストやジャーナリストが海外での挑戦やリポートなどを紹介するのだが、

 

この中で違和感を感じるのが現地の人々へのインタビューやその言動を吹き替えしてしまうということなのだ。

 

ゴンザレスというジャーナリストによる南アフリカのリポートは、その人種間の問題や、ドラッグ、貧困、政治状況、等など紹介。

まさに命がけのリポートだ。

 

吹き替えにより、彼らの証言が製作者側に印象誘導されてしまってるのだ。

ギャングやドラッグディーラーの言動は、「なんでドラッグを売ってるかって? 俺は家族を養わなきゃならねえんだ。」などと吹き替え役者が凄む!

まるでギャングアニメのようだ。

 

ジャーナリスト(ゴンザレスさん)の本意では全くないはずだ。

 

この番組に限らず、Eテレなどでよく見る最新医学や研究などのリポートも例外ではない。

音声設定を変えればというご意見もあるだろうが、必ずしも字幕表示があるわけではない。

 

オリジナル言語で放送して字幕がベスト、外国語の理解力が有る無し関係なく、より発言者のニュアンスや人となりが伝わるはずだ。

 

ジャーナリズムや教育的トピックの番組ではとても重要な問題だ。

 

多くの日本人の英語アレルギーを溶解することにもつながるのでは。

 

吹き替え声優の方々へのTV局側の配慮であるという想像はもちろんできますが!

 

話は変わりますが、来月に迫ったツアーのご案内です。お近くのかた、ぜひお立ち寄りください。

*注 26日の岡崎公演は一般公開では有りません、悪しからずご了承ください。