７月になりました。

まだ梅雨明け宣言は出ていないようですが

今日は日差したっぷりの晴れの日です。

読んだ本

「イタリア暮らし」内田洋子

著者が新聞や雑誌に連載していた

エッセーをまとめた本です。

何で見て予約したのか忘れてしまいましたが

図書館で予約して借りて読みました。

イタリアで生活している著者が

ちょうどコロナ前からコロナ中ぐらいの

イタリアの身近の暮らしや

風景を書いていました。

イタリア政府がどう対応したかとか

どんな事件があったとかは

ほぼなかったので

その部分はちょっと期待外れでした。

なんとなくイタリアの風景や

市井の人々の暮らしが

わかるような

わからないような

本でした。

感想としては

飛行機とか何かの無料雑誌みたいなものに

ちょっと乗っているエッセーのようで

それがいっぱいあるという感じでした。

観た映画

「ドライブ・マイ・カー」

だいぶ前に録画したのを観ました。

３時間ぐらいの作品なので

見始めるのを躊躇していたのですが

見始めると

意外とといっては失礼かもしれませんが

面白く退屈することなく

最後まで見れました。

ロードムービーかと思っていたのですが

最後半にそういった部分はあるものの

どちらかというと

車の中の空気感というか

移動という目的の中でありながら

自分の生活圏の延長で

内向的内省的にもなるときがある

その中での会話劇

といった面白さがありました。

ストーリーは

一人の俳優が

奥さんと死に別れて

悔いが残る生活を送っていたところ

広島での演劇の仕事で

ドライバーを雇うことになって

その出会いと

仕事の中で

人生を再生していく

みたいな話でした。

村上春樹の短編が原作とのことですが

原作読んだことはないです。

観た映画

「アド・アストラ」

前に録画したのを見ました。

ブラッド・ピットとトミー・リー・ジョーンズ

が出てました。

近未来宇宙ものＳＦ映画です。

昔はリアルなＳＦ映画といえば

2001年宇宙の旅とか

惑星ソラリスぐらいしかなかったのですが

スターウォーズ、

未知との遭遇

あたりから

ＳＦ的な設定とか小道具とか

の映画が増えていき

映画だけでなく

アニメ、テレビドラマも

ＳＦ的な要素のある作品が

増えていき

今ではぜんぜん

追いきれなくなっているのですが

それでも

こういったシリアスな

ＳＦ設定の映画があると

観たくなってしまいます。

しかし今回の映画は

一見哲学的な雰囲気の話で

映像もよくできているのですが

ＳＦ的な突飛な発想とか

ケレン味もなく

イマイチでした。

関係ないですが

昔はＳＦ的なとかいうと

ＳＦとはなんぞや論争が熱く戦わされたりしたのですが

こんだけ世にあふれると

そんなにうるさくないようです。

ちょっと前の

マジカルラブリーが

漫才かそうでないか的な

ニッチな論争みたいな感じでした。

よくわからないけど。

見た映画

「プラネット・デューン砂漠の惑星」

てっきり「デューン砂の惑星」だと思って

半年前ぐらいに録画したのを

見てみたら

全然別物の安物でヒドイ内容の偽物映画でした。

うん。見なかったことにしよう。

読んだ本

「此の世の果ての殺人」荒木あかね

図書館で予約して借りたのを読みました。

2022年の江戸川乱歩賞の受賞作で

たいへん面白く読みました。

設定が面白くて

２か月後ぐらいに

隕石が地球に落下して

人類滅亡が決まっている世界で

その落下地点近くの九州で

人も少なくなる中で

連続殺人事件が起きて

それを一般人が捜査し始めるという話で

犯人捜しのミステリーとしても

ちゃんと書けているし

インフラも止まりつつある中で

それまでの日常が非日常の世界に

変わっていく感じが

今の自分の状況にも似ている気がして

感覚的に共感する部分もあり

面白く読めました。

考えるに

ちょうどコロナ禍の中で

執筆された作品と思え

今生活している世界が

異化していく

感覚が

あとがき等読むと

主人公が

作者と同い年の女性で

事件が起きる場所も

作者の出身地らしく

リアルな違和感が

作品世界に感じられた

一つの要因なのかなと思いました。

見た映画

「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」

ちょうど今、

「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」

が公開されているので

前作である今作を

テレビで放送したのを、

録画してを見ました。

劇場で２回見て３回目になりました。

変わらず感動して面白く見れました。

最近公開された映画見て

テレビシリーズのかえでエピソードを

見直したばかりで

結局テレビシリーズ全部見直してしまった

後なので

余計によかったです。

小説も読みたいのですが

アニメ版を追い越してしまうと

そちらの面白さが

減ってしまう気がして

考え中です。

見た映画

「インターステラー」

以前録画してたのを見ました。

ＳＦ映画です。

「アド・アストラ」より全然面白かったです。

何者かに導かれるようにして

宇宙に

地球の未来をかけて未知の旅に出る

話で

映像もストーリーも

これぞＳＦ映画といった感じでしたが

なんとなく

ＳＦ映画のテンプレート

（何か人類より上位な存在に導かれた主人公が

様々な困難や事件に会って

最終的に人類の進化が始まる的な流れのような・・）

が

出来上がってしまっていて

そのパターンからは

なかなか

抜け出せないのかな

と思いました。

見た映画

「リバー、流れないでよ」

公開館が少なくて

歯医者の後に

比較的行きやすかった

日比谷のTOHOシネマズ

に行きました。

ミッドタウンでは

何やらビヤガーデン的なことを

やっていました。

映画見終わったら

一杯ぐらい飲んでみようかな

などと考えながら

映画館へ

東宝シネマだからか

ゴジラ-1.0の

２mぐらいの立像がありました。

今度のゴジラは

全長とか体重等の

詳細スペックはあまりわかりませんが

これ見ると

足が太いでかい、

背ビレ？

もすごいことになってます。

顔はこんな感じ

映画の舞台は

シンゴジラの後だけに

ひねりすぎちゃったのではないかと

ちょっと心配な

終戦直後の日本ということで

今から駄作にならないか

余計な心配をしてしまいます。

写真撮っていったん落ち着いて

「リバー、流れないでよ」

見ました。

何かのテレビで

「カメラを止めるな！」

に似たような

ヒットの仕方をしているということで

公開館は少ないのですが

面白いと口コミ（死語？SNSの拡散等？）で

広まりヒットしているとのことで

少々期待して見に行きました。

話の舞台は

貴船という温泉街の老舗旅館で

どうしたわけか

突然２分間だけの

ループが始まり

何度も何度も２分間ループが繰り返され

止まらなくなって

しかも

その記憶はすべての人に

残っていて

繰り返すたびに

最初は

戸惑っていた面子も

だんだん

繰り返しを遊びだしたり

利用しようとしたり

そして徐々に

抜け出すために

一致団結して調査、

奮闘はじめたりと

２分間のひたすら繰り返しの映画なのですが

飽きさせないというか

それが逆に面白くて

よかったです。

見終わった後

ビヤガーデン見ると

行列が増えていて

ひたすら入場待ちしている

人々が見えたので

やめておきました。

見た映画

「君たちはどう生きるか」

Ｉさんと一緒に亀有のシネコンで見ました。

以下ネタバレは避けますが

若干あるかもしれません。

平日行ったのですが

広いスクリーンで

席もいっぱいあったのですが

結構混んでました。

ほぼ事前知識なしで見たのですが

最初は話がどう展開するか

わからず

見ていたのですが

途中からファンタジーになったので

こんな感じかとみていたのですが

結局たいしたストーリーも

展開もなく

終わってしまいました。

全体としては

不思議の国のアリスっぽいかなという感想を

個人的には思いました。

映像はまあジブリアニメっぽく

面白いシーンはあったのですが

これはポスターも

予告編も作りにくいだろうなと

思いました。

今思い返しても

あまり印象がなく

見ていたときも

暑くて寝不足とまではいかなくても

あまり良い睡眠とれてないせいもありますが

途中でウトウトしてしまいました。

監督のイメージをそのまま

作品にしたのでしょうか。

黒澤明監督の晩年の夢という作品のような

ものかなと思いました。

タイトルも意味ありげですが

原作とはほぼ関係ない話で

ちょっと１シーン原作本が

出てくるぐらいで

なんでこんなタイトルにしたのか

映画見ただけでは

わかりませんでした。

映画見た後

亀有で昼飲み、カラオケ行って

解散しました。

読んだ本

「答えは市役所の３階に」辻堂ゆめ

図書館で借りて読みました。

コロナ真っ盛りの

2020年ぐらいを舞台に

市役所の３階に

こころの相談室という

コーナーが設けられて

そこに相談に来る人々をえがいた

ミステリーでした。

ミステリーといっても

日常の軽い謎解きみたいな感じでした。

コロナをネタにしているので

就職先がコロナでなくなった

接客業志望の学生とか

発熱外来の看護師とか

仕事減ってホームレスになった

おじさんとか

当時よくいた困窮者がそれぞれ主人公の

中編が５話あるのですが

私だけかもしれませんが

喉元過ぎれば熱さ忘れるではないですが

コロナのころを

すでに過去のこととして

こんなにもピンと来ないというのは

なんなんだろうと思いました。

あと

謎解きの推理が雑で

相談者皆を犯罪者とか

証拠ゼロで嘘つきと断じる

カウンセラーが

説得力なしで

せっかくいい話風に

話を終わらせてる割には

ちょっといまいちでした。

見た映画

「フリー・ガイ」

前に録画したのを見ました。

ストーリーは

オンラインゲームのモブキャラが主人公で

ゲームのＡＩプログラムの影響で

意識をもってしまい

ゲームプレイヤー並みから以上のレベルになり

ゲーム世界の終了を

阻止することになるという

基本的にはコメディーです。

結構面白く見れました。

今まで見たことある映画では

トゥルーマンショーを思い出し、

（自分が生きている世界が何者かによって

つくられた世界であるところ）

レディプレイヤーワンを思い出しました。

（ゲーム世界と現実世界が関連し

行き来するところ）

見た映画

「老後の資金がありません！」

録画したのを見ました。

天海祐希主演のコメディー映画です。

楽しく見ましたが

老人の金銭問題のいろいろなケースを

描いているかと思ったのですが

少し違いました。

天海祐希演じる主人公が

義理父の亡くなってから

夫の会社が倒産したり

娘が突然結婚宣言したり

義理母と同居するようになったり

と

様々なトラブルや

突発的な出来事に会って行く喜劇で

老後の金銭問題を正面から

取り上げるような映画ではなかったので

ちょっと期待外れでした。

日本映画なので

外国映画と違って

見知った風景、言葉、背景、習慣、俳優で

普通に見やすく、

草笛光子、柴田理恵、三谷幸喜等の

出演陣も楽しめました。

見た映画

「美女と野獣」

録画したのを見ました。

ディスニーの実写版で

アニメを実写化したものらしいです。

ハリーポッターに出ていた

エマワトソンがすっかり娘さんになって

出ていました。

ミュージカル頑張ってました。

吹き替え版で見たので

ほとんど歌声聞いてませんが・・

見た映画

「仮面ライダーギーツ４人のエースと黒狐、

王様戦隊キングオージャーアドベンチャーヘブン」

公開日に見に行ってしまいました。

入場者特典でコアＩＤをもらいました。

これで私もライダーに変身して

デザイアグランプリに参加できるでしょうか。

映画は

ライダーの方は

未来世界の人類の生き方が知れたり

忘れていたのですが

次期ライダーシリーズの新ライダー出たりで

新情報も多くて

ストーリーも楽しく見れました。

キングオージャーの方も

テレビシリーズは見てないのですが

敵ボス役に中村獅童が出たりして

それなりに

楽しめました。

読んだ本

「死は存在しない　最先端量子科学が示す新たな仮説」田坂広志

本屋で平積みになっていて

手に取って

概要把握しようとしたのですが

ぱらぱら読んでも

内容が全く読めず

新書で千円ぐらいと安かったので

買ってしまいました。

読んだのですが

トンデモ本で

全く期待に応えていなかったし

タイトル負けも甚だしい本でした。

たとえで思いついたのは

レイザーラモンＲＧの

あるある言いたい～♪

と引っ張りに引っ張って

オチのあるあるネタが

くだらないというか

弱いという流れで

この本も

さんざん同じ内容を繰り返して

引っ張ったあげく

オチの結論が

根拠薄弱で説得力がなく

肩透かしな内容でした。

本に出てくる

著者の立派すぎる経歴は

何なのでしょうか。

それでも

結論の後にも長々と書いている内容は

どこかのカルト宗教のような

悪質な金儲け宗教のような

狂信的な感じや

偏執的な敵意のようなものは

感じられず

そんなに悪い人ではないのかな

と思ってしまいました。

７月終わりました。

やたら暑い日が多くて

うまく眠れない日が多くて

体調崩しがちでしたが

仕事辞めてから

やっといろいろ所用もいったん落ち着いて

本読んだり映画見たり

録画消化も

外出少ないせいもあって進んだ月でした。

７月読書他