おはようございますニコニコ

 皆さん、お盆休みゆっくり過ごされてらっしゃいますでしょうか?

 

 前回お話した追加検査の件、休みが明けると書く時間取れなくなりそうなので、朝からブログ書くことにしました。

 

 2019年3月に有機酸検査の第2回を実施しました。

 

 この検査は我が家にとってはこういったバイオメドに取り組むきっかけとなった重要な検査であり、自閉症児の治療を悩んでらっしゃる方はそれほど高額な検査ではないのでぜひ一度チャレンジして頂いても良いかもしれません真顔

 

1回目は2017年8月にTKサービスという会社を通してアメリカのGPL研究所(The Great Plains Laboratory,Inc)にて実施してます。

2回目は2019年3月にマリヤクリニックという医院を通して実施してます。

 

じゃあいってみましょう!

 

(注意) 下記に我が子が引っ掛かった検査の検査項目の説明を記載しておりますが、すべてマリヤクリニックの柏崎先生の「発達障害の治療の試み」から一部抜粋をさせていただいております。他にもすごく細かくこちらの本は記載があるので、2000円前後ですので購入されても良いかもしれません。

 

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①消化器系の腸内細菌症:一般的なマーカー

2017年8月(第1回目)

 

2019年3月(第2回目)

 

 両方とも・・酒石酸、アラビノースが基準値はるかに突破しているのお分かりになりますでしょうかガーン

 

 【酒石酸・アラビノース】

 カンジダのヒアルロニダーゼの活動によって、細胞間のセメントヒアルロン酸上で生成。

 ヒアルロン酸分解プロダクトの酸化により酒石酸とアラビノースが生成されます。

 

 【フラン-2.5-ジカルボキシ酸】

アスペルギルス菌や消化器系に生息する真菌により作られる代謝物

 

②シュウ酸塩代謝マーカー

2017年8月(第1回目)

2019年3月(第2回目)

2回とも「シュウ酸」が高値で検出されてます。

 

【シュウ酸】

シュウ酸の上昇は、アスペルギルスやペニシリウム、もしくはカンジダまたビタミンC多服用による腸内細菌症に関与しているかもしれません。

イーストや真菌マーカーが高い場合、抗真菌療法はシュウ酸値を下げます。

シュウ酸値はアンチフリーズ剤(エチレングリコール)中毒により上昇します。

 

③TCAサイクル代謝物マーカー

2017年8月(第1回目)

2019年3月(第2回目)

2017年9月では”リンゴ酸”が限界ギリギリ、逆に2019年3月では「コハク酸」が限界ギリギリとなってますあせる

 

【リンゴ酸】

わずかな上昇は通常ナイアシンやCoQ10のような栄養素の必要性を示唆しています。

リンゴ酸がクエン酸、フマルさん、2-ケトグルタル酸と同時に上昇すると、ミトコンドリアエネルギー経路の不良が引き起こされています。

 

④神経伝達物質代謝マーカー

2017年8月(第1回目)

 

2019年3月(第2回目)

 

 

第1回目の検査だと「キノリン酸」と「キノリン酸/5-HIAA」が高値が出てます。

神経系の炎症が大変酷い状態ですが、同時に上の2017年9月時点の「5-ヒドロキシインドール酢酸(5-HIAA):セロトニン」が基準値内11に対し0.65しかありません。

ですが、ここは治療の成果がでており2019年3月時点では神経代謝マーカーはきれいになってますニコニコ

 

【キノリン酸】

尿中でこの物質が上昇しているとき、真菌感染による慢性的な炎症、中枢神経系の退化、過度のトリプトファンサプリメントやフタル酸への曝露などの様々な要因として引き起こされています。

【キノリン酸/5-HIAA比率】

高い比率は、再発感染症、過度のトリプトファン摂取、免疫系の過剰反応、過度の副腎コルチノイド生成やフタン酸への曝露のために炎症を起こしている可能性があります。

 

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他にも気になる点はいくつかはありましたが、ほとんどの項目に共通して言えることは、

「カンジダ」「カンジダ」「カンジダ」の文字の列挙ですよね。

 

ただ、読者の中には「え~2年も治療しても効果ないじゃん」と思われる方いらっしゃると思いますが・・実はこの検査前の数カ月間、「マヌカハニー」を取っていたのでそれで殺菌できているかなというのと、もう長いことカンジダ治療してきたので「もういいんじゃないかな」という気持ちがあって、正直除菌治療は辞めてたんですあせる

 

しかしながら3月の前後くらいで家で走り回ったり興奮度が高くなってきたので、「これはもしや」と思い有機酸検査をオーダーしました。

そのあと便検査もしましたが、結果最悪でした・・

 

真面目に除菌治療中に取った便検査は数値が良かったので、我が子は除菌治療は辞めることができないようです。

 

最近ウィリアム・ショー博士の「自閉症と広汎性発達障害の生物学的治療法」を最近改めて読んでます。

 

 

 

ショー博士・・天才だよね。

10年くらい前の本で当然古い知識も入っておりますが、我が子はこれに該当するのではという症例がいくつかありますし、子供の検査結果を並べては「あーでもない、こーでもない」と日々色々考えておりますショボーン

 

自閉症児について「生まれながらの脳の機能障害」というのも私は否定はしませんが、我が子の様に体に重度の問題がある子が本当は病気と診断されなければならないのに、日本の医療が遅れているから「自閉症」というカテゴリーに入れられてしまっているお子さんも中にはいると思います。

 

有機酸検査は尿検査になりますし、割と最近は全国の病院経由で検査できます。

先ほどネットで調べたら自由診療なので保険は効きませんが35000円位の価格設定でしたので、割と受けやすい検査だとは思います。

 

つい先日、治療の事をお話したら「騙されているんではないですか?」的な回答をいただいたのですが、我が子のいろんな機関でやった治療結果を並べると一貫して悪い箇所が同じなんですよね(笑)

 

私は検査結果に基づいて人が何言おうと治療していくしかないなーと思ってます真顔