螺鈿紫檀五絃琵琶 図録(正倉院展)      


 螺鈿紫檀五絃琵琶、いわゆる正倉院の宝物です。

 正倉院展は毎年秋に奈良国立博物館で開催されていますので、行かれた方も多いと思います。小生の手元にも図録が3冊ありました。左から昭和56年、57年、63年のものです。

 特に、昭和56年は昭和天皇の80歳のお祝いとして上野の東京国立博物館で特別展が開催されています。超人気で、なんとダフ屋が出現したとのこと。その日の夕方のテレビでは、そのニュースとともに上空から撮影した博物館をぐるりと取り巻く人々の列が流れました。

 小生、なんと、なんとダフ屋が出た日に観覧に行ったのです。九州から自費で上京(よくやる)、土曜日の3時くらいに博物館に着いたのですが、その時間でもチケットを買うのに角を周って並びました。翌日の分まで、2枚購入して入館しました。上野の駅前に泊まり、あくる日1番で(1番乗りとはいきませんでしたが)入館して、充分(?)正倉院の名宝を堪能して、夕方の飛行機で帰りました。

 充分に?。そんなにがんばっているにもかかわらず。人人の波で、一番最初の展示品はよく見れませんでした。(小生、人が多いときは、飛ばして、先の空いているところから見る習性がついてます。)


 表題の螺鈿紫檀五絃琵琶ですが、夜光貝の厚めの螺鈿で、何となく明るく、軽やかな気持ちにさせてくれました。その音色も聴いてみたいものですね。で、問題です。表に駱駝に乗り琵琶を弾く人物が描かれてますが、そこに描かれている琵琶は何絃の琵琶でしょうか?

 答えは四絃です。小生、よく見て確かめました。間違いなし。 問題にすること自体、五絃でないことすぐわかりますね。(笑)