お薬が大嫌いのお子さんにとっては
”お薬”はイヤなものでしかなく
そして
そのお子さんのママさんにとっても
お薬タイムは憂鬱なものに・・・
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梅雨明け後はお子さんが体調を崩しやすい時期
病院へ行ったり
お薬をもらってくる機会が増えます
お薬が苦手なお子さんもいるので
そんなお子さんにとって
お薬タイムは拷問です
ジュースに混ぜても気づかれる
アイスに混ぜてもダメ
お薬ゼリーも察して拒否
保育園でお薬を預かる時にママさんが言います
この子、薬、嫌いなんですよ
家でもほとんど口から出しちゃって
飲んだんだか、どうないんだか・・・
先生、すいません~
お願いします
お薬苦手なんですねぇ
はーい、わかりました
お薬、お預かりしまーす
私は20年以上いろんな性格のお子さんをお預かりしてきました
お薬が苦手なお子さんもたくさんいました
なので
そのお子さんの性格や年齢によって
お薬の飲ませ方をカスタマイズします
*カスタマイズなんて大袈裟ですねっ
保育園ではこんな工夫
その1:そのままア~ン
粉のお薬の場合でも
粉のまま、お口にア~ン
その後、お水でごくごく流し込んでもらいます
*躊躇せずに粉を一気にサッと口に入れるのがポイント
ゆっくりすると、むせたり、よだれと一緒に口から出てしまうこともあります
ア~ンすると特別感があるようで、飲めた自信にもなっていました
その2:お医者さんごっこ
椅子に座って待ち、名前を呼ばれたら先生の所へ
先生:今日はどうしましたか?
子ども:おなかイタイです
先生:では、このお薬を飲んでください
*その場で、お薬を飲んでもらいます
飲み方は、その1のア~ンだったり、コップに水で溶いたり
クラスで複数人、お薬持参の場合によくやりました
子どもは病院ごっこが大好き!実際の病院は苦手でも、ごっこは別
本物の薬も飲めちゃうリアル感を楽しんでいました
その3:高濃度でペロリ
粉を微量の水で溶いて固めのペースト状にし
サッと上あごの所にスプーンや指で塗り付ける
お水を飲める子は、後からお水
*0,1歳児さんなど小さいお子さん向き
粉に対してお水は数滴
口から流れ出ないような固めのペーストにするのがポイント
薬を目にすることなく上あごに塗られるので
薬が苦手なお子さんも抵抗感が減ります
小さくても見た目でわかっちゃいますからね、かしこい!
お家では嫌がってお薬をも飲むのに苦労しているママさんに
保育園でこんな風にお薬を飲んでいる様子をお伝えすると
大抵ビックリされていました
保育園ではお子さん一人ではなく複数人
1,2歳児さんのクラスでも20人越えも珍しくありません
そんな中でお薬タイムは
先生を独り占めできる時間だったり、特別タイムでもあるんです
だから
お家でお薬を嫌がるお子さんも
保育園では問題なく飲めちゃう場合も多いです
中でも
その1:そのままア~ンは
目からウロコのママさんも多かったですし、
”お家でも成功しました”という後日談もありました
何度かお薬を拒否されたり、食べ物の好き嫌いをされると
”この子は〇〇が苦手だから”と思い込んでしまいがち
お子さんの変化に期待して
いろんな方法を試してみることは
お子さんにとってもママさんにとっても
成長している証です
その1:そのままア~ン
その2:お医者さんごっこ
その3:高濃度でペロリ
私が保育園で20年以上やってきた裏技です
お薬を飲むのが苦手なお子さんのママさんの
参考になりましたら幸いです
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