これは以前に友人と考えた小説です。
友人のブログにすでにアップされていたものですが、
友人がブログを止めるにあたり、こちらでアップすることにしました。
今回はジェジュン編ですが、設定は高校生です。
ちょっとぶっきらぼうで不器用なイメージで書いています。
全6話になります。
つたない小説ですが、良かったらお付き合いくださいませ。
こちらは予約投稿となります。
毎日0時に更新予定です。
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「 誰だ? 」
ジェジュンはあたりを見回すが誰もいない・・・
・・・気のせいか・・・
ミィ~・・・
ジェジュンは子猫の啼き声でまた貯水塔の中に戻っていった。
ふぅ・・・
咄嗟にかくれた壁の影からまた中をそっとのぞいてみる・・・
ジェジュン・・・笑ってる・・・
さっきは思わず隠れちゃったけど、
子猫のことを聞く良いチャンスだったのにな・・・
何故だろう・・・やはりジェジュンにこんな姿は見ては
いけない気がする・・・。
「 ねぇ、ねぇ、さっきはどこに行ってたの?? 授業もサボってさ~! 」
「 ゴメン・・・気分が悪くなって保健室で寝てたの。 」
・・・・嘘ついちゃった・・・・
教室にはジェジュンの姿はない。
・・・・帰ったのかな・・・ジェジュン・・・
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子猫、どうしてるかな?
ベッドの上でふと考える・・・
ジェジュンの笑顔がやきついて離れない・・・
いつもあんな風に笑っていればいいのに・・・
・・・私・・・なんでこんなにジェジュンのことばかり・・・
そう、子猫が気になるからよ・・・うん・・そうよ・・・
そんなことを考えながら、いつの間にか眠りに落ちた。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
次の朝。
登校すると、まだジェジュンの姿はない・・・。
今日は思い切って子猫のことを聞いてみよう!
だって、いつまでもあのまま学校で飼っているわけにも
いかないよね? それに、私の上着もどうなったか聞いてみよう!
無理やりこじつけたような理由に苦笑しながら
ジェジュンが学校に来るのをまっていた・・・。
もうすぐお昼・・・もう今日は来ないのかな?
でも、子猫のごはんだってあるはずなのに・・・
お弁当を食べると、私はまた屋上へいってみることにした。
屋上の鍵はまだあいたままだ。
私ってこんな大胆だったかな?
思わず笑ってしまいそうになった。
右手には紙袋をかかえて貯水塔へいってみた。
袋の中身は食パンとミルク。
子猫がおなかをすかせてたら・・・と、さっき学食でかっておいたのだ。
ミィ~・・・
子猫はいるが、ジェジュンはいない・・・
「 ご主人様は今日はこないの? おなかすいてる? ご飯あげようか? 」
ミィ~・・・
子猫がおいしそうにミルクを飲んでる。
「 そういえば、 アナタの名前なんていうの? 」
・・・なーんて猫が答える訳ないか! あはは・・・
「 そいつの名前はジジだよ。 」
「 ふ~ん、ジジっていうんだ。 ・・・・え? 」
振り向くとジェジュンの姿があった。
「 なっ・・・なんで、ジェッ・・・・ジェジュンが!!! 」
「 それはこっちのセリフだ・・・ 」
確かにその通り・・・・・私が来客者だよね・・・
「 ・・・・・おいっ 、聞いてるのか? 」
ジェジュンの声に我に返ると
「 何で、ここにいるんだ?って聞いてるだろ? 」
ジェジュンの表情が険しい。
「 ・・・・・あ・・・うん・・・・ 」
・・・後をつけてきたなんてとても言えない・・・
「 あ・・・さ・・最近ね、夜な夜な猫の声がするって噂があるのよ。
で、風紀委員の私が学校中チェックしてたの! 」
・・・かなり、苦し紛れな返事だ。
でも、ジェジュンは興味なさそうに ふう・・ん、といった感じで
子猫に近づいた。
「 遅くなってゴメンな、ジジ・・・。 」
ミィ~・・・
「 おい!! 」
「 な、何???? 」
「 ・・・このこと、学校にいうのか? 」
「 さぁ? どうしようかな? 」
「 ・・・・ 」
ちょっと怒ってる・・・?
「 ・・・勝手にしろよ 」
あ・・・怒った? ジェジュン?
こちらに背中を向けて子猫をかまっている。
「 ・・・・言わないよ。 でも、いつまでもは無理だと思うよ・・・ 」
「 ・・・分かってるさ・・・ 」
気まずい雰囲気の中、午後の始業の鐘がなった。
今日はサボるわけにはいかない・・・。
「 私、行くね・・・。 」
そう言って貯水塔をでようとするとジェジュンが言った。
「 ジジにご飯・・・ありがとな・・・ 」
その一言が私の心をあたたかくしてくれた。
こちらこそ、ありがとうね、ジェジュン・・・。
何だか足取りも軽くなった気分だった。
③に続く・・・・
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