これは以前に友人と考えた小説です。



友人のブログにすでにアップされていたものですが、

友人がブログを止めるにあたり、こちらでアップすることにしました。





今回はジェジュン編ですが、設定は高校生です。

ちょっとぶっきらぼうで不器用なイメージで書いています。

全6話になります。




つたない小説ですが、良かったらお付き合いくださいませ。



こちらは予約投稿となります。

毎日0時に更新予定です。






◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




「 誰だ? 」


ジェジュンはあたりを見回すが誰もいない・・・



・・・気のせいか・・・





ミィ~・・・






ジェジュンは子猫の啼き声でまた貯水塔の中に戻っていった。






ふぅ・・・






咄嗟にかくれた壁の影からまた中をそっとのぞいてみる・・・







ジェジュン・・・笑ってる・・・






さっきは思わず隠れちゃったけど、

子猫のことを聞く良いチャンスだったのにな・・・







何故だろう・・・やはりジェジュンにこんな姿は見ては

いけない気がする・・・。











「 ねぇ、ねぇ、さっきはどこに行ってたの?? 授業もサボってさ~! 」


「 ゴメン・・・気分が悪くなって保健室で寝てたの。 」





・・・・嘘ついちゃった・・・・







教室にはジェジュンの姿はない。

・・・・帰ったのかな・・・ジェジュン・・・







*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:





子猫、どうしてるかな?


ベッドの上でふと考える・・・


ジェジュンの笑顔がやきついて離れない・・・






いつもあんな風に笑っていればいいのに・・・







・・・私・・・なんでこんなにジェジュンのことばかり・・・


そう、子猫が気になるからよ・・・うん・・そうよ・・・







そんなことを考えながら、いつの間にか眠りに落ちた。






*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:






次の朝。


登校すると、まだジェジュンの姿はない・・・。





今日は思い切って子猫のことを聞いてみよう!

だって、いつまでもあのまま学校で飼っているわけにも

いかないよね?  それに、私の上着もどうなったか聞いてみよう!

無理やりこじつけたような理由に苦笑しながら

ジェジュンが学校に来るのをまっていた・・・。






もうすぐお昼・・・もう今日は来ないのかな?

でも、子猫のごはんだってあるはずなのに・・・





お弁当を食べると、私はまた屋上へいってみることにした。

屋上の鍵はまだあいたままだ。





私ってこんな大胆だったかな?

思わず笑ってしまいそうになった。






右手には紙袋をかかえて貯水塔へいってみた。

袋の中身は食パンとミルク。

子猫がおなかをすかせてたら・・・と、さっき学食でかっておいたのだ。







ミィ~・・・

子猫はいるが、ジェジュンはいない・・・




「 ご主人様は今日はこないの? おなかすいてる? ご飯あげようか? 」



ミィ~・・・





子猫がおいしそうにミルクを飲んでる。


「 そういえば、 アナタの名前なんていうの? 」

 
・・・なーんて猫が答える訳ないか!    あはは・・・







「 そいつの名前はジジだよ。 」


「 ふ~ん、ジジっていうんだ。     ・・・・え? 」




振り向くとジェジュンの姿があった。






「 なっ・・・なんで、ジェッ・・・・ジェジュンが!!! 」



「 それはこっちのセリフだ・・・ 」






確かにその通り・・・・・私が来客者だよね・・・





「 ・・・・・おいっ 、聞いてるのか? 」


ジェジュンの声に我に返ると


「 何で、ここにいるんだ?って聞いてるだろ? 」


ジェジュンの表情が険しい。







「 ・・・・・あ・・・うん・・・・ 」


・・・後をつけてきたなんてとても言えない・・・






「 あ・・・さ・・最近ね、夜な夜な猫の声がするって噂があるのよ。

 で、風紀委員の私が学校中チェックしてたの! 」




・・・かなり、苦し紛れな返事だ。





でも、ジェジュンは興味なさそうに ふう・・ん、といった感じで

子猫に近づいた。





「 遅くなってゴメンな、ジジ・・・。 」


ミィ~・・・






「 おい!! 」


「 な、何???? 」


「 ・・・このこと、学校にいうのか? 」


「 さぁ? どうしようかな? 」




「 ・・・・ 」


ちょっと怒ってる・・・?


「 ・・・勝手にしろよ 」


あ・・・怒った?  ジェジュン?






こちらに背中を向けて子猫をかまっている。






「 ・・・・言わないよ。  でも、いつまでもは無理だと思うよ・・・ 」



「 ・・・分かってるさ・・・ 」






気まずい雰囲気の中、午後の始業の鐘がなった。

今日はサボるわけにはいかない・・・。





「 私、行くね・・・。 」






そう言って貯水塔をでようとするとジェジュンが言った。








「 ジジにご飯・・・ありがとな・・・ 」







その一言が私の心をあたたかくしてくれた。





こちらこそ、ありがとうね、ジェジュン・・・。






何だか足取りも軽くなった気分だった。







③に続く・・・・




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