昭和３２年８月に立山開発鉄道の弥陀ヶ原駅で発行されました、｢弥陀ヶ原から　美女平ゆき｣の乗車券です。

ＴＫＲ／たてやまかいはつ青地紋券となります。

｢立山高原バス｣の乗車券で、当時の｢立山高原バス｣は｢弥陀ヶ原｣までの運行で｢室堂｣までは開通しておらず、現在は｢立山有料道路｣の一部となった｢立山登山道路｣が当時は有料道路(昭和４５年４月に無料化後、再有料化)であったためか、｢通行料　４０円｣の記載があります。

裏面です。

社名の｢立山開発鉄道｣は裏面に記載されています。

当時の｢立山開発鉄道｣は現在の｢富山地方鉄道　立山線｣の一部である小見(有峰口)～千寿ヶ原(立山)間の鉄道線、千寿ヶ原(立山)～美女平間の鋼索線(立山ケーブルカー)と、今回ご紹介いたしました｢立山高原バス｣を運行しておりましたが、平成１７年１０月１日に｢立山黒部貫光｣に合併されて社名が消滅しています。

立山開発鉄道 弥陀ヶ原から 美女平ゆき

立山開発鉄道　弥陀ヶ原から　美女平ゆき