愛知県一宮市の設計事務所、
菅野企画設計 本社 の 福田 です^^
住み慣れた我が家のリノベーションしたいと思いつつも、手が出ない方。
普段から、こんなお悩みありませんか。
・いつ来るかわからない大地震に耐えられるのか不安
・寒いし、暗いし、冬がつらい
・昔ながらの間取りが、今のライフスタイルに合わない
古民家に暮らす方の‟三大悩みごと”と言っても過言ではありません。
そんなお悩みを解消するのに、気を付けるべき点をお伝えします!
まずは、何より耐震性!
古民家の耐震を考える上で、強くお伝えしたいことが1点。
築80年並みの古民家で、行政の耐震診断を受けても、正確な耐震性を測ることはできません!
行政の耐震診断は「在来軸組工法」の建物に適した計算方法です。
古民家の多くは「伝統構法」にあたるので、「在来軸組工法」と同じ土俵で診断して『倒壊の可能性が高い』という結果が出るのは、当たり前と言えます。
各古民家で適した補強方法は異なりますが、適切な診断あればこその、耐震補強です。
古民家の耐震改修をお考えの方は、伝統構法による耐震診断・補強設計を行える設計事務所や建設会社をお探しください。
安易に「土壁をとって、筋かいをつけましょう」なんて言う営業担当者には、要注意です!どうか、お間違いないようお気をつけください。
寒い!暗い!を改善
「底冷えがひどくて、なかなか暖まらない」
「うす暗いので、子どものときは怖くて近寄れなかった」
というのは、古民家に暮らすお客様からよく聞くお話です。
建物が傾き、柱と建具との隙間から入り込む外気。
しかも、築80年となれば、断熱材が施工されていることは、まずありません。
古民家が寒いのは当たり前です。
また、ひと昔前の日本家屋は、家の一番良い場所に仏間のある和室を配置するのが一般的でした。親戚一同が集まったり、来客の応接を兼ねたりするので、必然的に日当たりの良い場所に。
結果、居間や台所、その他の個室は、北側へ追いやられて暗くなる…。
何はともあれ、寒さ対策には、「断熱材の充填」 と 「窓の刷新」!
暗さの解消には、間取りの変更はしかり、物置化している2階の床を取り除いたり、天窓を設けたり、などさまざまな手があります。
ただし、これらの施工方法には、コツが必要です。
梁や柱を見せるのか、それとも、隠すのか、など、見た目の問題に大きく影響するのでご注意です。
間取り変更で暮らしやすく!
古民家の間取りと言うと、思い浮かぶのが、「田の字型」。
和室が「田」の字に隣接して並び、南側に縁側。
障子や襖を取り外せば、大広間として使えて便利。
…というのは、今は昔な話。
現代は、「個」の時代。
個室として使おうにも、廊下に面していないので、プライバシーはゼロ。
現代の住まい方からすると、使いづらい間取りになってしまいました。
既存の間取りを活かしつつ、現在のライフスタイルに合わせた間取りにすれば、思った以上の暮らしやすさを得ることができます。
ただし!
不用意に土壁を取り払ったために「耐震に必要な耐力壁がなくなってしまった」なんてことがないよう、建物に適した耐震計算をしっかり行う必要があります。
なお、次回『和のすみか2024春号』(年2回発行のリーフレット)は、古民家リノベで使いやすくなった設計事例をご紹介します。
ご興味ある方は、お電話、もしくは、コチラまで(「内容選択」にて、「お問合せor資料請求」をご選択ください)、ぜひお問合せください!
真冬が終わり、これから春。耐震調査の季節到来です!
真夏の小屋裏調査は壮絶なので(笑)、耐震診断をお考えの方は、どうぞ酷暑が来る前に、菅野企画設計へお声掛けください^^
古民家の三大悩みごとを解消する術をご提案します。
▷『「古民家再生」何から始めたらいいの?気軽にご相談ください』
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