愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の東松です。

 

愛知県一宮市の日蓮宗 法蓮寺の開運殿・山門新築及び塀整備工事が完成して2年。

 

工事監督を務めてくれた澤崎建設の原さんと一緒に、2年点検に伺いました。

 

法蓮寺は、本社から歩いて10分ほどにあります。

 

旧山門は唐破風屋根で、道路から奥まったところに建っていましたが・・・

老朽化し傾き倒れかけていたので、桧と米ヒバで薬医門に造り替え、位置も道路沿いに移しました。

 

 

2年を経て、桧と米ヒバは程よく日焼けして馴染んでいました。

 

旧開運殿も老朽化し、耐震補強も難しい状態だったので・・・

向拝の唐破風を再利用しながらも、思い切ってシンプルな、切妻屋根のデザインで建て替えました。

 

 

新開運殿は土足利用、空調完備で使いやすいと評判は良いのですが・・・

 

このコロナ禍の中、人が密に集まっての法要が行えず、まだ十分に活用できていないそうです。

 

 

例年、開運殿で行われる夏の妙見星祭も、より広い本堂に場所を移し、妙見様も本堂に遷座されていました。

 

監督と二人で、1時間ほどかけて建物内外を点検しましたが、特に修繕の必要な箇所は見つかりませんでした。