愛知県一宮市の設計事務所
菅野企画設計の中村です。
名古屋市の真宗大谷派 相應寺で書院・庫裡新築工事が進んでいます。
先日、砕石パイル工法で地盤改良を行いました。
砕石パイルとは・・・
天然石を柱状に地面へ詰め込み
天然石の杭をつくって地盤を補強する工法です。
・地震時の衝撃に強い
・液状化対策に有効
・環境汚染がない
・土地の資産評価を下げない
などの利点があります。
どんなに立派で頑丈な建物を建てても、地盤が弱くては不安です。
地盤調査の結果を踏まえ、しっかり補強します!
△砕石を補充して施工開始。深さと地盤の強度を運転席のモニターで管理しています。
△周囲の地盤を圧密しながら掘り進む。
△設計通りの位置に施工されていることを確認(砕石が円状になっている箇所に砕石パイルが埋まっています)
1本の砕石パイル(今回は1.75m)を施工する時間は5~10分ほど。
これで本当に地盤補強できているのだろうか??
施工後直ぐに、試験を行います。
△平板載荷試験の様子。杭柱頭に約50kN/㎡の荷重をかけ沈下量を測定。
結果は・・・基準をクリア!
これで安心して次の工程に進めます。
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寺院建築の設計 : 菅野企画設計
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