愛知県一宮市の設計事務所 菅野企画設計の東松です
名古屋市の日蓮宗 本遠寺で、釈迦堂の耐震補強工事が始まりました
建物は屋根と造作が木造で、他は鉄筋コンクリート造の混構造です
補強は主に小屋裏と床下で行うので、堂内の改修する部分はわずかですが・・・
鉄筋コンクリート造の躯体の一部を解体するため、ビニールシートで養生をしました。
これだけ養生しても、解体ハツリの際に出る埃は完全には防ぐことは出来ません。
だからと言って何もしないと、取り返しのつかないことになるので、養生は出来る限りしっかり行うよう、お願いしています。
天井には、作業用の開口を設けました。
竿縁を傷つけないように、養生カバーを巻きつけています。
しかし、竿縁の間から補強材を小屋裏に運びあげるのは、大変な作業です。
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寺院建築の設計 : 菅野企画設計
伝統構法で快適な生活を実現:古民家再生