愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の中村です。
神奈川県の日蓮宗寺院で檀信徒会館の設計が進んでいます。
平面プランの作成と並行して
構造の検討を行います。
弊社では、耐震等級や伏図、梁成の検討に構造計算ソフトを活用しています。
檀信徒会館は、
倉庫と寺務室で構成されています。
倉庫部分は約5.5m×9mで間仕切りがないため
どうしても耐震要素が少なくなってしまいます…
そこで、下図のように袖壁を設け、壁倍率5の頑丈な筋交いで補強するアイデアを考え、計算してみました。
△耐力壁の配置
その結果
耐震等級2を確保することができました!
耐震等級2とは…
「建築基準法で想定されている1.25倍の地震力に対して倒壊・崩壊しない」耐震性能を示すものです!
伏図も検討し、梁成にも無理のないことがわかったので
さらに設計を進めていきます!
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寺院建築の設計 : 菅野企画設計
伝統構法で快適な生活を実現:古民家再生