愛知県一宮市の設計事務所 菅野企画設計の中村です。

 

先日、奈良東大寺の三月堂を訪ねました。

 

三月堂は、奈良時代に建てられた東大寺最古の建物ですが、

鎌倉時代に礼堂が増築されています(写真向かって右側)

 

 

時代が異なる建物がくっついているということです!

様式や構造にも差異があります

 

例えば…

奈良時代の部分は「頭貫」だけですが

鎌倉時代には「内法貫」も使われています。

 

 

頭貫は柱頭をつなぐのに対し

内法貫は柱を貫通させるので、耐震力がより高くなります。

 

1つの建物で、構造の進化が見られるなんて、とてもおもしろいですね!

 

------------------------------------------------------

 

寺院建築の設計 : 菅野企画設計   

 

伝統構法で快適な生活を実現:古民家再生


寺院完成ギャラリー:〇 木造伽藍 〇 RC・鉄骨造伽藍 〇 納骨堂・山門・鐘楼


○ Facebook  ○ Instagram  ○ Pinterest