愛知県一宮市の設計事務所、

菅野企画設計の伊藤です。

 

静岡県沼津市、光長寺西之坊の本堂新築工事がはじまりました。

 

只今、「彫刻の原寸図」を作成中です。

 

まずは、向拝(ごはい)まわりから取り掛かりました。

 

↑「海老虹梁」(えびこうりょう)

  :名前のとおり、海老がはねたような形状をしています!

   

 

彫刻は、旧本堂と港が近い土地柄から着想を得て、

「波」、「立波」を想起させるデザインにしました。

 

所長の菅野が描いた原図に、自然な曲線をくずさないように気を付けながら、

慎重にペン入れを行ないます。

 

「海老虹梁」の長さは2.9mなので、床一面を使っての作業となりました!

 

この大きさです!

ようやく、「海老虹梁」のペン入れが無事終了!

 

しかし、残りの「虹梁」3か所、「蟇股」(かえるまた)「手挟み」(たばさみ)、「懸魚」(げぎょ)、「花頭枠」(かとうわく)などなど、

まだまだ、たくさん描かなくては。。

 

所長と、伊藤チーム総出で作業にあたっております!

 

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