愛知県一宮市の設計事務所、
菅野企画設計 福田 です^^
「あれは、埋め殺ししてください」
すれ違いざまふと漏れ聞こえたら、二度見するほど衝撃的な話ですが、現場監督・設計士らしい人物がニコニコと話していたら、ご安心ください。
「埋め殺し」はれっきとした建築用語です。
【 埋め殺し 】
敷地との関係や施工順序などから、使用した矢板や型枠などを撤去せずに、そのまま土中に埋め込むこと。
(『図解 建築用語辞典』より)
建築業界の専門用語では、このようなマイナスな意味合いを持つ用語を数多く使用しています。
・木が暴れる、狂う (木材が乾燥収縮して、反ったりねじれたりすること)
・はめ殺し (=FIX窓)
・デッドスペース (死んだ空間→有効に使えないスペースのこと)
・いじめる (図面上などで、ある部分のスペースを削ること)
・縁を切る (二つの部材が互いに影響を与えることのないよう、部材と部材を離すこと)
・ネジが馬鹿になる (ねじ山などがつぶれてネジが空回りすること)
などなど、挙げてみるとアレコレ出てきます(^^;)
逆に、プラスの意味合いの用語があるだろうかと探してみると?
……全く思い浮かびません!
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愛知県一宮市の設計事務所です。
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