愛知県一宮市の設計事務所 菅野企画設計の前嶋です。

 

昨年、岡崎市の羽根稲荷神社の拝殿と袖塀、門の改修工事が終了しました。

 

すると、

「続けて、本殿の透塀(すきべい)の改修もお願いしたい」

 

 

透塀は、石垣の上に乗っています。

そして、その石垣は平面的にカーブしています。

 

きれいに積まれているのはさすが、石職人が多い岡崎です。

 

 

しかし、透塀もカーブしていて、瓦を葺くのが難しそうです・・・

 

屋根の流れが短く、棟もカーブしているので、ちょっとのずれが大きく目立ってしまいます。

 

そこで、大工と瓦葺き師を交えて、下地の打合せ。

 

下地寸法がいい加減では瓦の割付けがうまくいきません。

 

 

 

大工が丁寧に作業を終えると、

 

「あとはこっちの出番だな!」と三州瓦、三河の職人が一言。

 

 五七桐に立浪の軒先瓦が焼きあがって、さあ瓦工事がスタート!!

 

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