愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の前嶋です。
神奈川県川崎市の修廣寺で「客殿・庫裡の新築工事」が進んでいます。
施工は石川県の松浦建設株式会社です。
先日、足場の解体前チェックを行いました。
いぶし瓦に黒い外壁!
破風・鼻隠しのラインがはっきりして、引き締まった雰囲気に仕上がっています。
腰には杉板を張る予定です。
内部では造作工事が進んでいます。
『お檀家さんより寄進された欅の丸太をうまく使って欲しい』と副住職。
↑欅の丸太をチェックする菅野
長い間、屋外に置いてあったため腐食しているのでは?
と心配しましたが、スライスしてみると・・・
きれいな板が8枚も取れました!!
そこで
・受付カウンターを桧の積層材から欅の一枚板に変更!
・韋駄天や大黒、烏枢沙摩明王などの台座に利用!
さらに・・
・大玄関に幅2.7mのベンチを造りつける!を提案。
「大玄関に、子供たちのミニ図書館スペースを作りたい」
というお庫裡様にも、喜んでもらえそうです。
板材は、松浦建設の本社に運び、乾燥機で乾かしてもらっています。
今後、副住職、監督、大工と詳細を詰めて、素敵な空間を作り上げたいと思っております。
出来上がりは後日、紹介させていただきます!!
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愛知県一宮市の設計事務所です。
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