愛知県一宮市の設計事務所
菅野企画設計の伊藤絵です。
現在、木造の耐火建築物を設計中です。
以前、木造耐火建築部は「大臣認定」を使わなければ設計できませんでしたが・・
国の法整備が進み「告示」での設計が可能になりました![音譜](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
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設計の選択肢が広がっていくことはうれしいことです![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
★「大臣認定」
性能を満たしていることを試験で実証し、国がそれを認めた構造や建材。
すこしでも試験を受けたときの条件から逸脱してしまうとNG。
そのため、大臣認定の耐火構造の上に「木」を仕上げ材として貼るのは、不可能です![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
(仕上げ材を木とした状態で大臣認定を取っている場合は可能です)
★「告示」
平成26年に木造耐初の告示となる国土交通省告示861号が交付され、「外壁・間仕切壁」の木造耐火の構造方法が定められた。
平成30年には、国土交通省告示第472号が交付され「外壁・間仕切」に加え「柱・梁・床」の仕様が追加。
これによって、木造耐火建築が告示のみで建築可能になりました。
告示は「大臣認定」と違い、仕上げ材として「木」を貼ることが、可能です![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
つまり・・
大臣認定と、告示の使い勝手を比べると、告示の方が圧倒的に使いやすいのです。
ただ、告示では、
細部をどう納めるか・・・までは規定されていません。
大臣認定等を参考にしつつ、設計を詰めていく必要があります。
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