愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の東松です。
名古屋市で鉄骨3階建ての住宅を設計中です。
設計中の住宅は建物の高さが10ｍをこえるので・・
「名古屋市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整等に関する条例」に該当します。
そのため、計画概要の標識看板の設置と近隣説明が必要になりました。
住宅の敷地はアスファルト敷きの駐車場になっているので、看板の設置を業者に依頼しました。
簡単に設置出来ると思っていたら、アスファルトの下にコンクリートの土間があり、穴開けに手間取ること１時間。
なんとか標識看板が設置されました。
標識看板の設置の次は、敷地に隣接するお宅への近隣説明です。
条例に従っての訪問ですが、住宅新築の説明だと告げると
「わざわざ説明なんていらないです」とか「うちには影響ないですから説明、結構です」と言われるのが殆ど。
条例で説明義務があると伝えて、無理に？説明を聞いてもらいました。
近隣の方にご迷惑をかけているみたいで、恐縮してしまいます。
この条例は、元々、マンションのような大規模な建物を新築する際の紛争対策だったはず、
高さが10ｍを超えているだけで、個人住宅にまで条例を適用するのは如何なものでしょうか。
今月末、見積を依頼する予定で設計を進めています。
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