愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の伊藤です。
昨年の1月、静岡県の法華宗寺院の住職から相談を受けました。
本堂の耐震性がない。客殿が使いづらい。庫裡が狭くて・・
「道路が狭い上に、境内に大きな段差があります。できれば、全伽藍を建替えたいのですが、可能でしょうか?」
その後、建設委員会が組織され、打合せを重ねた結果、
5月に全伽藍建て替えのマスタープランがまとまりました。
本堂は、間口6間半の伝統的な入母屋造りで、銅板一文字葺き。豪快に反り上がった軒が特徴です。
客殿・庫裏棟には、屋根付きのテラス席や、お茶の接待ができるカウンターテーブルを設けた玄関ホール、庭が楽しめる椅子テーブル使用の客殿などなど・・
お寺に立ち寄りたくなるような工夫をちりばめました。
オリンピック景気や新型コロナウィルスの影響もあり、工事費の調整には苦労をしましたが・・「沼津市の大岡建設工業(株)」に工事をお願いすることが決まりました。
これで、当初の予定通り、5月から工事を開始することができます。
※工事を進めるにあたり、
メール・LINE・スカイプを活用することで、多人数が密集した状態での打合せを避けたり・・
職人の休憩場所を分散したり・・
感染予防には充分配慮していきます。
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愛知県一宮市の設計事務所です。
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