愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の川島です。
岐阜県大垣市で木造建物の基礎工事が進行中です。
基礎の中の鉄筋はコンクリートを打つと、見えなくなってしまうので・・
鉄筋の施工状況を検査し記録に留める配筋検査は、監理者の大切な業務の一つです。
配筋検査では、
・設計通りの鉄筋が使われているか。
・設計通りのピッチで配筋されているか。
・鉄筋同時のジョイントは規定通りか。
などを確認。
同時に
・基礎の形状
・型枠の固定状況
・アンカーボルトの位置
なども確認します。
そしてもうひとつ、忘れてはならない検査項目に鉄筋の 「かぶり厚さ」 があります。
鉄筋とコンクリートを一体化し、鉄筋の錆を防ぐために、確保すべきコンクリートの“かぶり厚さ”が建築基準法で決められています。
基礎の立上りを上から見た写真です。
鉄筋の外側から型枠までの距離をチェックします。
基礎底の写真です。
こちらは鉄筋の下側と地面の距離をチェックします。
この日は、基礎の立上り部の型枠が一部未施工でした。
完成した後にもういちど現場を訪れ、アンカーボルト、ホールダウン金物と合わせて再チェックです!
-----------------------------------------------
愛知県一宮市の設計事務所です。
HPにて寺院・和風住宅・古民家再生の実例写真をたくさん掲載しています!
是非ご覧ください。http://www.sugano-k.com
○設計行脚~菅野企画設計のコラム~(毎週火曜日更新)
歴史を重ねた寺院建築の改修工事、古材はできる限り残すこと(前嶋)
○ Facebook:https://www.facebook.com/suganokikaku/
○ instagram:https://www.instagram.com/sugano_ki/
○ ピンタレスト:https://www.pinterest.jp/suganokikaku/pins