愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の川島です。

 

岐阜県大垣市で木造建物の基礎工事が進行中です。

 

 

基礎の中の鉄筋はコンクリートを打つと、見えなくなってしまうので・・

 

鉄筋の施工状況を検査し記録に留める配筋検査は、監理者の大切な業務の一つです。

 

 

配筋検査では、


・設計通りの鉄筋が使われているか。

・設計通りのピッチで配筋されているか。

・鉄筋同時のジョイントは規定通りか。

などを確認。


同時に

・基礎の形状

・型枠の固定状況 

・アンカーボルトの位置

なども確認します。

 

 

そしてもうひとつ、忘れてはならない検査項目に鉄筋の 「かぶり厚さ」 があります。

 

 

鉄筋とコンクリートを一体化し、鉄筋の錆を防ぐために、確保すべきコンクリートの“かぶり厚さ”が建築基準法で決められています。

 

 


基礎の立上りを上から見た写真です。

鉄筋の外側から型枠までの距離をチェックします。

 


基礎底の写真です。

こちらは鉄筋の下側と地面の距離をチェックします。

 

 

この日は、基礎の立上り部の型枠が一部未施工でした。


完成した後にもういちど現場を訪れ、アンカーボルト、ホールダウン金物と合わせて再チェックです!

 

 

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愛知県一宮市の設計事務所です。

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