愛知県一宮市の設計事務所、
菅野企画設計 福田 です^^
「この土地の坪単価は?」
「この部屋は何帖ですか?」
「この本堂は間口6間です」
などなど、日本建築で使われる単位はさまざまあります。
それらの基本単位となっているのが、
曲尺(かねじゃく)
です。
1坪 は 1間 × 1間、
畳2枚分(2帖)にあたります。
1帖 は 3尺 × 6尺
1尺は、約303mm
↑ これが、日本の木造建築の基準寸法です。
これらの単位は、古民家改修だけでなく、新築設計でも、いまなお一般的に使われています。
ちなみに、同じ尺でも、和裁で使われるのは、
鯨尺(くじらじゃく)
曲尺の1.25倍 ≒ 378mm で、
着物地の反物は、曲尺ではなく、鯨尺を元に生地幅が決められています。
さらに、余談ですが!
マーチングバンドの歩幅の基準寸法、
ご存じですか?
ふと気になって調べてみたら、ちゃんと規定で決まっていました!(あたり前)
625mm
要は、5m を 8歩 で歩く練習をしまくって、体で覚えるのだそう。
他ジャンルの基準寸法、調べてみるといろいろありそうです!
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愛知県一宮市の設計事務所です。
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歴史を重ねた寺院建築の改修工事、古材はできる限り残すこと(前嶋)
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