愛知県一宮市の設計事務所、
菅野企画設計 福田 です^^
奈良県吉野町へ行ってきました！
吉野と言えば、「吉野桧」 や 「吉野杉」 の名産地で林業が盛んです。
町内には、貯木場はもとより、そこかしこに製材所があります！
ご縁あって、山を管理する山守さんに吉野山を案内していただき、吉野杉についてお話を伺いました。
吉野杉の最大の特徴は、その年輪の細かさ！
濃密に植えることで、１本の苗に行き渡る養分を制限。
横への成長を遅らせつつ、縦に成長させる。
そして、何度も間伐を繰り返すことで、均一で通直な成長を促せるのだとか。
「適度な間伐により、適度な木漏れ日を調整する」
↑実は、かなりの手間ひまをかけられているからこそ、…な光景です。
一人前の大木に育つには、最低でも１００年必要だとか。
ということは、山守の管理は、一世代では終わらず、世代を超えて、管理をしなければいけません。
ところが、原木の価格を聞いてびっくり！
これほどに手を掛けながらも、ここ最近は、立米当たり２０，０００円だそうです。
６０年かけて成長した、直径３０cm長さ４mの杉丸太が１本６，０００円！？
林業大丈夫！？
このままで山守が存続していけるの！？
そう思わずにはいられません。
穏やかな人となりの山守さん。
お話を伺っていると、俄然応援したくなります！
ちなみに、この山守さん、まさかの吉野町の町長さんでした！！
思わず、ふるさと納税したくなりました(*^_^*)
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