愛知県一宮市の設計事務所、菅野企画設計の植松です(^O^)!

 

 

静岡県磐田市で工事を進めていた、幼保連携型認定こども園 広瀬こども園が完成しましたヽ(^o^)丿

 

2018年6月に設計事務所数社によるプロポーザルコンペが行われ、

弊社の木造園舎案が見事選ばれました!

 

 

しかし、その後のスケジュールがタイトでした・・・!!

国と市から補助金を得るため、守るべきスケジュール日程があり、

逆算をした結果・・・

 

 

7月から基本設計を行い、8月には実施設計に・・。

11月中に設計をほぼ終わらせ、今度は積算業務と各種申請業務。

2月には入札を行い、3月には工事着工という流れに。

 

 

その中の積算業務…

 

◯各工種に必要な材料や工事手間をひろう。

◯その根拠資料をつくる。

◯工事費の内訳書をつくり、数量を記入。

市販されている物価本(材料や工事手間の単価が書いてある雑誌)から単価を探し内訳書に記入。

 ※公共工事の場合は、各行政庁、官庁が独自単価を持っているので、それを記入。

 

…までは積算事務所で行えます。

 

 

が!

物価本に記載のない工事単価については、

設計事務所が各業者から見積もりを取らねばならないのです・・・!!!

 

石工事なら石屋さん、建具工事なら建具屋さん等。

しかも其々3社以上・・・・(>_<)

 

 

 

建設会社が依頼する見積もりと違い、

設計事務所から依頼する見積もりは、仕事になるかどうかわからないので・・・業者は協力的ではありません・・・( ;∀;)

 

これを3社も取らねばならないのです。

「申し訳ありませんが・・」「お願いします」の連続で、精神的にも大変!!

 

 

さらにさらに・・・

公共建築が木造で造られるようになったのは、つい最近のこと・・・

 

そのため、物価本も鉄筋コンクリート造や鉄骨造の積算に都合よく作られています。

 

 

つまり・・・

木造建築の場合、3社見積もりを取らなければいけない業種がいーーーーっぱいあるのです( ;∀;)!

 

 

 

そして、この3社見積…見積もりを依頼した業者が協力ではないわけですから、果たして適切な金額なのか?甚だ疑問です。

 

 

語り出すと超長文になりそうなので省きます( ̄∇ ̄) 

 

 

入札という制度が、もう少し効率的で・・・精神的にも優しい(笑)方法にならないものか…(;´・ω・)

 

↑完成した園舎をスタッフ全員で見学!
 
しかし、のど元過ぎればなんとやら。
完成して、園長始めスタッフの皆様の笑顔とこどもたちの歓声を聞けば、そんな苦労も報われます(´-`*)
 
 
弊社で定期的に発行している「和のすみか」の次号(5月号)では、
完成したこども園を特集します!
 
広瀬こども園に魅力を感じ、我が園舎もぜひ!というお客様、お待ちしております(^o^)!!

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愛知県一宮市の設計事務所です。

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