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建築士資格には、1級建築士、2級建築士、木造建築士と3種類の分類があり、
それぞれ建てられる建物規模、構造が異なります。
そのいずれの資格についても、今までは「受験の時」までに一定以上の、学歴又は実務経験が必要でした。
例えば1級建築士の場合、大卒でも「2年以上の実務経験」を積んでからの受験となるため、
受験のための勉強時間の確保が最大のネックでした
△国土交通省HPには、詳しく記載されたパンフレットが公開されています。
しかし、今回の改正で受験資格は「学歴」のみとなったため
大卒で、大学院へ進学した場合。学生のうちの受験が可能となります。
(正式に1級建築士として登録するには、2年の実務経験が必要)
若く、勉強することに慣れた学生で、ある程度の時間の自由がある。
そんな大学院生の受験が可能となると、学科試験の合格点が上がるのでは・・・?
とささやかれ「実務経験を積んでからの受験者」は不利になる可能性も
そのため、私が資格学校に通っていたときには「新制度が始まる前に絶対に合格しておけ!」と脅されていました
とはいえ、社会人にとって悪い部分だけではありません。
建築業界で働いていなかった社会人も、建築士資格が取りやすくなるというメリットもあるのです
(建築に興味があって、転職したい人にはチャンスです)
制度が変わって一回目の試験となる今年。
オリンピックの影響で試験日が例年より早まるなど、いろいろな変更がありますが
今年の新制度を利用した受験者がどの程度となるのか、注目です
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