出雲を後にし、一畑(いちばた)電車に乗り込んで、一路、松江へ。

 

…と、たまたま乗った車両にびっくり!

 

 

「島根県産のスギ・ナラ・ヒノキなどに難燃化加工を施し、壁材・背もたれ・肘掛・パーティション・荷棚・テーブル・吊り手などの部位に用いられ、木質化できない個所も木目調にするなど、木質化に合わせたものが施され」ているそうな(某ネットサイトより)。

 

正直言って、いま流行りの豪華観光列車には及ばずとも、木製を身近に感じることのできる空間の安心感はあります。

『木の温もり』とはこういうことか!と実感できた車両でした。

 

一畑電車(通称:バタデン)5109号

『しまねの木』と描かれたヘッドマークも木製です!

 

 

電車はさておき、車窓から眺めていると目立つのが、赤褐色の屋根瓦。

 

そう!石州瓦です!!

 

何を隠そう、石州瓦は、島根県石見地方で生産されているもので、三州瓦、淡路瓦、と並ぶ日本三大瓦の一つ。

 

さらに気になるのは、

鬼瓦に大黒様!?

 

鬼面(きめん)ではなく、大黒面や恵比寿面がそこかしこに。

大黒様や恵比寿様が見守ってくれれば、笑いとばして邪鬼を追い払っては福を招き入れてくれそうで縁起良しです。

 

<その3>はこちら

 

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