住宅も寺院も耐震診断のご依頼が続いています(´▽`*)
先月は一宮市の古民家。
先週は名古屋市の古民家。
今週は岡崎市の寺院本堂。
来月には山口県!の寺院本堂へ調査に行くことに!
△床板をめくって床下の状態を確認するイトウ&マエジマ
△お客さんから頂いたどら焼きを頬張るイトウ&マエジマ
昭和56年以前の住宅は、市でも無料で耐震診断をしてくれます・・・が!
市で行う構造計算は「壁量計算」といい、弊社で行う構造計算とは異なります。
最も異なるのは、土壁の耐力の見方。
土壁は粘り強く、地震の揺れに対してしなることによって、又土壁を崩すことによって力を逃がします。
現在耐力壁として使われる筋交や構造用合板のように、揺れに耐える力はあまりありません。
「壁量計算」は揺れに耐える力をみる計算のため、土壁の耐力は低く見られます。
しなる力は持っているのに、それを無視するのはどうなのか!
現在持っている価値を十分活かすべきではないのか!
との思いから、弊社では「限界耐力計算」という計算方法を行っています。
土壁のしなる力を活かせる構造計算です。
「市の無料診断で崩壊すると言われたけれど・・・この家は本当に壊れるの?」
そう思われましたら・・・解体してしまう前に、筋交で固めてしまう前に、
是非一度ご相談ください(`・ω・´)!