ロレックスマラソン体験記 GMTマスター2 ペプシ 編 | すがねっとのブログ

ロレックスマラソン体験記 GMTマスター2 ペプシ 編

2021年秋のとある日曜日夕方に運よく購入することができました。

 

 

前回のブログにもお書きしましたが、正規店で購入したヨットマスター40mmブルーを大変気に入っていましたが、なんせ綺麗すぎる、ベゼルがプラチナであることから傷つきそうで子どもと出かけるときに使いづらい。もう少しカジュアルな時計が欲しいと思い始め、当初はエクスプローラー2、サブマリーナを希望してマラソンを始めることにしました。エク2なら傷がついてもそれはそれで味になりそうだなと。

 

 

2021年10月初旬からロレックスマラソン2周目を開始しました。マラソンと行っても都内在住ではないため、仕事帰りのマラソンはできないことから、時間がある時に銀座+東京駅周辺もしくは新宿のどちらかをマラソンするという形になりました。子どももいるため、休日は家族サービスのためマラソンはできません。時々土曜日の午前に仕事があることがあるので、その仕事終わりに行く程度でしかできません。あとは自分の住んでいる地域にある正規店を家族とショッピングがてらチェックする程度でしょうか。仕事帰りにマラソンできる都内勤務の方が羨ましくて仕方がありませんでした。(しかも奥さんの前で大っぴらに時計は探しづらい、、、)

 

 

初日

とある土曜日午後に新宿界隈をマラソンしました。自分がヨットマスターを購入した正規店にまず行き、たまたま前回担当していただいた方にお会いしました。自分の希望を伝えましたが、あいにく在庫はないとのことでした。カジュアルに使いたいというのであればチューダーはどうでしょうかと提案があり(この時点で購入した店舗がバレてしまうかもしれませんが、、、)、よろしければチューダーのスタッフを紹介いたしますがと提案があったものの、今はチューダーには興味がなくロレックスの時計が欲しいのでとやんわりお断りし、店を後にしました。他店舗も訪問しましたが、いずれも在庫はないとのことでした。この日はバックヤードの在庫確認までしていただいた店舗はありませんでした。

 

 

2日目

前回から2、3週程度経過した平日月曜日、出張があり朝から関西へ。比較的早く仕事が終わり、18時に都内に戻ってきたため、帰宅途中に銀座の店舗を回りました。平日の夜ということもあり、基本的にはどの店舗も待ち時間なく入店することができました。銀座にある正規店は3つありますが、そのうち2店舗はバックヤードに在庫確認をしにいっていただきました。そのうち1店舗が結構待ち時間があったため、少し期待してしまいましたが、結局在庫はなく帰宅となりました。

 

 

3日目

その翌週の金曜日、自分の住んでいる地域にある正規店の近くで仕事があり、17時半頃にその店舗へ。ヨットマスターを使用していることを伝えたところ、どちらの店舗で購入されたのですかと聞かれ、都内の●●ですと正直にお答えしました。探していたエク2、サブマリーナの在庫はなく、バックヤードへの在庫確認もありませんでしたが、帰り際に名刺をいただきました。もし次回いらっしゃった際に在庫がある際にはお出ししますので、ぜひまたお寄りくださいとおっしゃっていただきました。ロレックス=マラソンということを考えると、店舗の少ない地方より都内を中心に回る方が多いと思うので、もしかしたら地方店舗の方がチャンスは多いのかなとも思うようになりました。

 

 

この頃、比較的店員の方と話をする機会が多かったこと、またバックヤードへの在庫確認の際に待ち時間があったことから、店舗にあるプロフェッショナルモデルの見本品(どこもおそらくGMTマスター2、サブマリーナなどが置いてあると思います)を見る機会が多くありました。その際、GMTマスター2のペプシカラーがものすごくかっこいいなと思っていたのですが、巷の噂ではデイトナに並ぶ入手難易度という情報があったため、当初は自分には縁がない時計だなと思っていました。しかし、エク2、サブマリーナも簡単に手に入らないことがわかり、そうであれば時間がかかっても自分が本当にかっこいいと思う時計、着けたいと思う時計を探そうと思うようになりました。エク2、サブマリーナはやめて、GMTマスター2 ペプシに絞ろうと決めました(バットマンが出てきたら買っちゃおうかな〜と思ってはいましたが、、、)

 

 

4日目 運命の日

前回名刺をいただいてから2日後の日曜日、その日は妻が出かけるので朝から息子、娘と留守番でした。妻もいないし、子どもとランチに行くついでに名刺をいただいた店舗に行ってみようと思いました。実質この日がGMTマスター2のマラソンを開始した日になります。店舗に行くと、名刺をいただいた店員の方はおらず、他の方に対応していただきました。その店舗にもGMTマスター2の見本品があるため、それを見ながら在庫を確認するとやはりありませんと。探されている方も非常に多いのですが、都内に比べても入荷が極端に少ないわけではないのでタイミング次第ですねとのことでした。バックヤードへの在庫確認はありませんでした。

 

 

店舗を後にして遅めのランチに。食べ終わって帰るには少し時間が早い。そのままドライブがてらに子供と一緒に銀座の正規店に。1店舗目はすぐに店員の方に声をかけていただき、バックヤードに在庫確認に。すぐに戻ってきて在庫はございませんと。

 

 

2店舗目はお客さんも多く、皆さん接客中であったことから子どもとGMTマスターの見本を見ながらおしゃべりをしていました。しばらく待ってもなかなか接客の方が空かないため、ちょうど店舗入り口にいた方に声をかけて在庫確認をしました。在庫見てきますねとバックヤードに在庫確認に行かれたものの、数分戻ってこず。これはもしかしたらと思ったところ、あいにく在庫を切らせておりますと。

 

 

この時点で16時は過ぎていたかと思いますが、子どももいるので次の3店舗目で最後にして帰ろうと決めて訪問しました。店内には他数名のお客さんがいらっしゃいました。

すぐに店員の方に在庫確認せず、子どもとGMTマスター2の見本を見ながら、何色がかっこいいと思う?等と前の店舗でしていた話の続きをしていたところ、店員さんから何かお探しですか?と声掛けしていただきました。GMTマスター2の赤青、ジュビリーブレスを探していると伝えると、見本を指差しながら、ちょうどこの色がご希望ですね?在庫確認して参りますと奥に。

 

 

巷の噂では日曜日の入荷はないと言われており、また時刻も夕方でもあるので在庫があるわけないよなと思っていました。子どもに、もしかしたらあるんじゃないの〜?と無邪気に言われましたが、流石にないと思うよ〜と笑いながら話をしていました。逆に子どもにこの時計がどれだけ手に入りにくいかを話していたところ、先程の店舗よりも早い時間で店員の方が戻ってこられました。

 

 

先程の店舗でもだいぶ待ってもなかったぐらいなので、これだけ早く戻ってくるってことはやっぱりないってことだよなと諦めていたところ、小さな声で、ご希望のブレスとは違いますがお色はご希望のものがございますとおっしゃっていただきました。正直あまり期待していなかったこともあり、少し驚いてしまいましたが、奥の個室に通していただき、実物とご対面。即決でした。

 

 

 

購入手続きの際に担当の方から、この時計は今デイトナと同じぐらい競争が激しいモデルですが、やはりかなり探されましたか?と聞かれたので、探し始めたばかりなんですと正直に伝えたところ、相当なヒキを持っていらっしゃいますねと驚かれていました。今は休日だと100~200人ぐらいGMTマスター2の在庫確認の問い合わせがあるんですよとおっしゃっていました。日曜日には入荷がないという噂についても聞いてみましたが、決してそんなことはなく、おそらく問い合わせに来る人が多く、その分購入できない人も多くなることからそういった噂が出るんじゃないでしょうかとおっしゃっていました。

 

 

時計自体はいい意味でカジュアルで、もしキズがついたとしてもそれはそれで味のある時計になるだろうなといった印象です。経年変化が楽しみな時計です。夜自分の書斎で見ると、昼と違って渋い色を放つベゼルが本当にかっこいいです。正直これまでに購入した中でも一番かっこいいと思っています。先に購入したヨットマスターは言うなれば大事にしないといけないお姫様、こっちはやんちゃ坊主。大事に使って、今日一緒に買い物に付き合ってくれた息子が大きくなった時にプレゼントできたらと思っています。娘にはヨットマスター40mmは大きすぎるか、、、。娘に将来プレゼントするようの時計も購入しないといけないですね、、、(笑)

 

 

今回購入できたのは自分の運が良かったというのももちろんあるかと思いますが、それだけではないような気もします。

他スポーツモデルと比べて比較的手に入りやすいと言われているヨットマスターもマラソン開始した初日に購入できたこと、またこれだけ在庫がないと言われているGMTマスター2も実質初日で購入できたことを考えると、実は他の方々がマラソン中在庫確認をした時にもバックヤードには在庫はあったのではないかという気がしています。やはりこれだけ転売が問題になってくると、店員の方々も転売しないお客さんを見定めているのではないでしょうか。

 

 

ヨットマスターを購入できた時も自分がこれまでにしてきた時計の話、そしてそれらの時計があるのに、なぜロレックスを買おうと思ったのかということをお話しする機会があり、その話をした後で裏に在庫に行かれて、結果的に時計を出していただくことができました。

 

 

GMTマスター2も、実は子どもがかっこいいと言っていた色はバットマンだったのですが、パパはペプシカラーの方がかっこいいと思うんだけどなーと笑いながらショーケースの前で話をしていたところに店員の方に声をかけていただきました。

 

 

つまり、私が購入できた2回とも、転売ではなく本気でロレックスの時計を使おうとしているということが店員の方に伝わった結果、在庫から時計を出してもらえた気がするのです。

 

 

もちろん私が在庫確認をしたちょうどそのタイミングでGMTマスター2の調整が終わったという可能性もありますが、日曜日の夕方、100~200人も在庫確認をするようなモデルですので、それを私があの時間にたまたま手に入れることができたとは少し考えにくいのも事実です。

 

 

真相はわかりませんが、少なくとも自分がロレックスを購入できたのは、ロレックスの時計を本気で使いたいと考えていることを伝えることができた店員の方からでした。月並みにはなりますが、店員の方に在庫確認だけではなく、少しでも自分が購入したい思いを伝えることが大事ではないかと思いました。

 

 

運よくこの素敵な時計を購入できたことに感謝し、また今も素敵な時計を探していらっしゃる同志の方々の少しでもヒントになることを願ってブログに記録を残してみました。皆さんが希望する時計に巡り会えることを願っております。