夏休みというのは「根本的な問題」を修正するのに絶好の機会です。そこでにしむら先生の動画を紹介します。子どもが勉強が苦手になりやすい家庭の特徴⇔親の特徴です。ぜひ修正にかかってください。特に最初の①が大事です。

① 親が勉強を苦行ととらえている。親が勉強を苦行ととらえてしまっていると、そういう考えがベースのセリフが無意識に飛び出します。例えば、これ

今苦労した分、将来楽になれるんだから。

「苦労」とはっきり言っちゃってます。「苦労」と表現するのはまずいですよ。子どもの脳が「勉強」と「苦労」を紐づけてしまいます。そうなったら「勉強イヤ」となるのは当然です。子どもが勉強しなくて困っている親御さんの多くは、勉強を苦行ととらえており、普段会話に、勉強=苦行と紐付けしたセリフを頻繁に使うせいで、子どもの潜在意識にそれが蓄積し、勉強嫌いになってしまっているという論理です。勉強は苦行ではありません。子どもの勉強嫌いをどうこうする前に、まず親が勉強に対する考え方を変えましょう。


② 親がわが子の勉強を「成績」で評価してしまっている。

これも困ります。成績や点数を叱られば勉強したくなくなるのは当然です。にしむら先生は、わが子を成績で評価することは、人を年収で評価するのと同じと言っています。人を年収で評価するなんて浅ましい!!と言う人は結構いますが、子どもを点数で評価することを浅ましいと言う人がほとんどいないのはおかしな話です。自分のことを棚に上げる人がたくさんいるということでしょうか。


③ 親が子供に勉強を「強制」する。

「勉強しなさい!」「勉強しないと将来大変なことになるよ!」これらは子どもの脳的には強要罪脅迫罪に相当します。にしむら先生も同じことを言っていました。それくらい、これらのセリフは禁止事項に指定しましょう。

じゃあどうすればいいの?という質問に対するにしむら先生の回答は佐藤ママとほとんど同じです。勉強しないのは、勉強がわからないか、勉強が面白くないかのどちらかなので、子どもが勉強がわからなくなったのはどの時点からなのかを、子どものテスト結果や使用しているテキストから分析してください、やる気とか気持ちの問題にしないでください、という話です。ここは親の役割です。自分の子どもが勉強がわからなくなったのはどの時点からなのかをわからない親が「勉強しなさい!」とか言うのはみっともない。自分の役割を果たしましょう。強制強要はやめて子どもを人格として尊重し、尊重ベースの態度や言動に変えるのです。

ママに1時間ください。お願いします
佐藤ママの名言です。