ゆき先生の動画です。勉強法の「基本型」を解説しています。これぞ勉強方法の王道!と言っても良い普遍的な型です。ぜひ、皆さんの子どもに身につけさせてあげてほしいと思います。


① 色んな教科をバランス良く勉強する
<思考応用力が必要><暗記が必要>この2つのパターンに教科教材を分け交互に勉強すると効果的

② ただこなすだけの勉強をしていないか
とことんその教材に取り組むにあたって自分のレベルにどれくらい必要か、この教材をやることで何を得られるのかを考える、考えた上で毎日どれくらいやるかプランを練る
ただやるだけじゃなく、次に同じような問題が出た時、できるようになるかを重視し、問題や教材と向き合う

③ 声に出すかどうか
思考を声に出す
「次は計算ドリルをやる」「時間を意識して集中する」など、自分を律する・指示するために独り言を言いながら勉強すると集中力が増す
口を動かしながら勉強する

④ 勉強の順番が正しいか
問題集とテキストを行ったり来たりする
テキストを読んでちょっとインプットして理解しているかアウトプットする、理解が怪しいところはテキストに戻って確認
テキストが40−50%でもいいのである程度わかった段階で
問題集をやってみる

⑤ 時間の捉え方が違う
そもそも勉強を時間でとらえない
すごく勉強のできる人たちで「1日何時間勉強した?」と質問し合ってる生徒を見たことがない
「1日◯時間勉強」を目標にするとただ机に向かって教材を眺めるだけの時間になってしまい、実際には何も身についてないのに勉強した気になってしまう
どれだけのものを得たかという質・結果に重点を置く

⑥ 繰り返し方の違い
どんなに効率を良くして上手い勉強法を取り入れ集中できたとしても繰り返して身につけた知識以外は流れて無題になる

⑦ わからないものの扱いの違い
成績の良い子は「わからないこと」を絶対放置せず解決する
解説を読んだり教材を調べてもわからない時は、友達や先生に絶対に質問する
返却されたテストや模擬試験を放置することはあり得なかった


いかがでしょうか。①から⑦を中学受験の小学生が自分で全部コントロールするのは難しいので、親がエスコートしてあげる必要があります。高校生になった時には自分でできるようになっていないと困るので、小学生のうちに、親が①から⑦をしっかり把握しそれをサポートするのです。そうすれば中学受験の準備期間のうちに子どもは「勉強の型」を会得でき、中学以降の勉強が楽になります。「型」がないとただ闇雲にランダムに勉強する羽目になり、大抵の場合「空回り」し成果が出ません。逆にこの7つを原型に型を作り自分なりの改良を加え続ければ、大学受験の頃には「ただやるだけ」の状態となりモチベーションとかに左右されず淡々と勉強することができるでしょう。我が子に大学受験の勉強の原型となる型を会得させる絶好の機会が中学受験なのです。