私たちの目標、憧れや夢というものは時と共に日々変わっていくものです。ひとつのアイデアが閃いた時、おそらくその時が実行に移す絶好のタイミングでしょう。その時にその考えを思いついたのは、そのことがきっと必要だからなのです。あるモノがそこにある理由もなく自分のモノである必要もない、と感じたら、すぐに行動を起こしましょう。今やっていることの手を止めて、そのモノがたどるべき運命を全うさせましょう。もしあなたがそのモノを戸棚の奥底に仕舞うだけにとどめたら、それは物質的にもメンタル的にもあなたのスペースを占領し続け、気に掛かり、いずれまたそこに舞い戻ることになります。それは潜在意識が持つエネルギー源の一部を「つけ」にしたようなものです。もし何年間も自分のクラリネットを吹いていないとしましょう。吹く、吹かないは別にしても、それを使わなくては、と感じていること自体があなたには重荷となっていきます。思い切って処分しましょう。売り広告を出してみるか、リサイクルショップに持っていくか、ミュージックスクールに寄付します。モノを惜しんで悶々とすることは、そのこと自体があなたにとって重荷となるか、不完全燃焼として残るからです。「あとで」、この言い方はもはやあなたの人生にはないと考えましょう。あなたが「やる」と言っておきながらできなかったことは、それだけエネルギーを消耗させます。従って、もしあなたの持ち物をひとつでも処分することを決めたなら、即座にアクションを起こしましょう。