子どもの不登校、僕もあったんですけど、不登校状態に慣れるとやばいと思ったので、一緒に朝起きて一緒に学校まで付き合って、強制的に行かせたんですよね、それを2週間くらいしたら子どもの方から「いや、もういいよ」と言われて勝手に行くようになって、それは僕が一緒に行くようになったきっかけで行けるようになったのか、それとも毎日毎日親が一緒に学校に来るのが鬱陶しくで、だったらひとりで行ったほうがマシだと思ったのか、いまだによくわかんないんですよね、なので、こうすればいいって明確な処方箋はないので色々やるしかないです。それをいろんな本を読んで勉強しようとしてもどうしようもないと思うんですね、なので見守るだけでいいってことは絶対にないです。何かを常に色々やってみてください。
正解はありませんので色々やってみてください。その度に子どもと話してみてください。会話量が全てのキーだと思います。子どもが不登校になったという状態をマイナスだと思わずに、これで親この絆がちょっと増えるなっていうある種チャンスであるという側面も少しだけあると思うので、色々やってみてください。

岡田斗司夫先生の動画です。冒頭に書いた内容が「不登校児への対処法」の全てです。正解はありません、色々やってみてください。子どもとの会話量がキーだと思います。ここがポイントです。正解はない、正解は親が探すしかありません。他の誰も正解を教えてくれることなどないのです。他人任せにしようと親が思った瞬間、子どもはそれを敏感に察知し失望します。そういう例をたくさん見てきました。多くの場合、仮にイジメが直接の引き金だとしても、不登校に親子関係の問題が絡んでいないということはありません。親子関係には必ず何らかの問題があるものです。そこに気づこうとするか否かがその後を左右します。「全部学校のせい」というような他罰的思考で状況を改善することはできません。

そろそろ「どうしたらいいですか?」的な<問題解決についての丸投げ姿勢>をやめにしませんか?この丸投げ姿勢こそが問題解決を遠ざけているような気がしてならないのです。どんな問題でも自分で考えあれこれやってみる以外に活路は見出せません。岡田先生の言うように「色々やってみる」。これが自分の子育ての基盤となる姿勢です。その「色々やってみる」を阻害するのが病的な失敗恐怖です。失敗恐怖は高確率で子どもに受け継がれます。なので親は自分の失敗恐怖を覚悟を持って手放さねばなりません。でないといつまで経っても「どうしたらいいですか?」と見ず知らずの人に頼ってばかりの人生となり、そういう人生を子どもも歩むようになります。