無香料、無包装の2つの石鹸を比べてみて、その違いを見極められますか?消費の基準はかなり非理性的なものです。どうして私たちは、あるブランドを他のブランドよりも好むのでしょうか?消費大国は私たちに幻想・隠れた逃避欲、未知の世界に迷い込む感動といった別な世界の夢を見させてくれます。ブランド製品を決して締め出すわけではありません。ただノーブランドのモノも同じであることを理解してください。商品についているブランド名に惑わされずに、自分自身の基準で製品の良し悪しを判断するようにしましょう。試作品をテストしたり、誤って買ってしまい失敗を重ねたりするのも勉強のうちです。そしてひとつでも自分に合った製品を見つけたら、それ以上探すのはやめましょう。何百年もの間続いている老舗というものは、その長い年月をかけて客を満足させてきた証です。試してみる価値はあると思います。