繁田先生の動画です。小学5年くらいから知っておくのが望ましい情報だと思います。

① 遡行学習(遡って前の学年の学習をする)
 急がば回れの精神で戻ってください
② 志望校特化の対策をしている
 自分の弱点で志望校で頻出のものをまず対策する
 オールラウンダーである必要はない
 個別指導塾を活用する
③ テストの結果に一喜一憂しない
 絶対落ち込まないでください。親が。

いかがでしょうか。特に③ですね。親が子どもの成績に一喜一憂しては困ります。ドーンと構えてください。成績なんてものは上がることもあれば下がることもありますし、努力したからといってすぐに成果が出るとは限りません。「こういう感覚」は後の大学受験でも当然必要です。中学受験を経験するなら「こういう感覚」を子どもに身につけさせることを推奨します。

と考えると今回のタイトル、少々おかしいですよね。「ぐんぐん伸びる」なんて。笑 まあSNSですからね、仕方ないです。さらっと受け流しましょう。そもそもこういうことに唯一の正解はないのですから。あればとっくに広く知れ渡っていますよ。無いから色々な人が色々な意見を発信しているのです。従って「鵜呑み」は禁物。重要そうなところだけピックアップしていただきましょう。美味しそうなケーキも腹一杯食べたら胃にもたれて苦しい思いをします。ちょっとだけ食べるから美味しいのです。

子どもを「自分で決められない大人」にしないように、親はちょっと控えて子どもの反応をよく観察しましょう。テストの点数が悪くてもケロッとしている子かひどく落ち込む子か。我が子の性質を把握しないことには親の反応を決めることができません。息子たちはケロッとしていたので、私も放ったらかしにしていました。それより「やり直し」をするのが大事です。親が変な反応をして子どもを余計に落ち込ませると、肝心な「やり直し」が疎かになり本末転倒です。返却された答案をざっと見て「この問題とこの問題はやり直した方がいいと思う」と提案する。全部やり直そうとすると子どももうんざりしますからね。大事なところひとつふたつでいいと私は考えていました。自分もそうしていましたし。長丁場の受験勉強で最初から完璧にやろうとするから疲労するのです。調子が上がってくるまでは労力の必要なことや複雑なことは極力避けるというやり方を採用していました。1日の勉強でもそうですし長期的に見てもそうです。あくまで私はですが。