今回の動画、永久保存版です。受験に限った話ではないので子育ての一般論として繰り返し見て欲しい。動画そのものは短い割に内容が盛りだくさんなので2回に分けます。今夜は前半の⑤→③です。新しい試みとして、私が動画を見ながらメモしたものをそのまま掲載します。なのでそれら断片的な情報を皆さんの頭の中で再構成してください。

⑤ 親子で対話すること
対話とは相手が自分とは異なる価値観を持っていることを認めて、相手への理解を深めるために考えや感想をお互い述べ合うもの
大事なのはすぐに解決策を提示することではなくまず我が子が今どんな気持ちでどんなことを考えているかを理解しようとすること
🟣遮らない否定しない
🟣🟣とにかく理解しようと努める

④ 食事と睡眠を見直す
🟣🟣🟣勉強以上に大事
🟣「宿題が終わらない」時は、睡眠時間を削らず、割り切ってスルーする

🟣枕選び(これ医学的には相当大事です。夫や私も枕については色々買っては、かなり試しました)

③ 学習サポートの仕方を変える
受験勉強というのは勉強する範囲は広いものの勉強する内容は決まっています。どう勉強すれば良いかということも塾のカリキュラムとテキストに書かれています。親に強制されて決まった範囲の勉強を決まったやり方で勉強して中学高校大学受験を突破して進学そして卒業社会人になった途端、勉強する範囲無限大、仕事のやり方無限大の社会に放り出されるんです。そうなった時に力を発揮できるのは子どもの頃から親や先生が言うことに従うだけでなく、時に反抗したり時に適当に聞き流して自分で考え判断したり自分なりに考えて行動してきた子なんじゃないでしょうか。

どんな環境でもその環境と折り合いをつけて自分の個性を発揮するしなやかさやもっと自分を活かせる環境を見つけてはそこに徐々に近づいてそこで自分の強みを活かしていく強かさを育むことも大事だと思うんです。そんなしなやかさや強かさは親が勉強を強制することでよりも子どもに考えさせて選択させることで培われます。

🟣🟣アドバイスは求められたらするくらい
🟣基礎の基礎の基礎の理解に徹する


いかがでしょうか。大事なこと目白押しですね。中でも私が強調したいのは、アドバイスは求められたらするくらい、の部分です。私の子育てはまさにこれでした。精神科医だし子育てヲタクだし、ついつい色々言ってしまい息子たちを情報過多にしてはいけないと思っていたので「言い過ぎない」ために司令発信は夫に任せていました。かつてブログの記事に「夫の影に隠れていた」と書いた気もします。それでなくても親は子どもに色々言いがちです。いわんや変に知識があったりしたら尚更です。従って私は努めて自制しました。言わなさすぎくらい言わないようにした。それでも次男は気配を感じて噛み付いてきましたけどね。