ほとんどの人が、ひとつの依存状態から次の依存状態へと渡り歩いています。今日は時間に依存し、明日はモノ、その次の日は特定の人、そして大抵の場合、自分の存在そのものに。そういう人たちは、今自分が依存している物事の錘を知らないうちに引きずっていることにも気づいていない場合が多いのです。私たちは、何よりもまずエネルギーであることを忘れてはなりません。まずは自分が何も所有せず、何者でもないと認識するところから始めてみましょう。それが自由への最初の一歩になります。自分が何者でもないと言えるようになると、その時点で何者にでもなれるのです。初めから自分を定義してしまうと様々な制約に阻まれ、なりたいものにもなれないのです。