兎にも角にも、他人と自分を比較して良いことは何もありません。良いことはただのひとつもない。まずはここを理解しましょう。DaiGo氏も述べていますが、本当に良いことは何もありません。ろくなことがない。不幸街道まっしぐらです。
そこで他人との比較癖を治すにはどうしたら良いか。それが本動画の最後の部分です。

① 競争から降りる
② オリジナリティを考える
③ 今の自分を否定するのをやめる(自己否定癖をやめる)

今回は②を扱います。DaiGo氏は「メンター依存症」という言葉を用いています。動画では堀江貴文氏を例にしていますが、子育てなら佐藤ママでしょうか。いずれにせよ、どれだけ頑張っても堀江貴文や佐藤ママと全く同じことはできないし現実的ではない。そこは理解しましょう。大事なのはメンターを真似するのでなく手法を取り入れることです。佐藤ママが「こうしたらどうですか」と述べたことをそのまま鵜呑みにするのでなく、佐藤ママが述べることの中で汎用可能な要素を見つけ、それを取り入れたり、自分なりのアレンジを入れましょう、それがオリジナリティにつながりますという話です。(なので私の動画では佐藤ママのおっしゃっている中から、できるだけ汎用可能な要素を取り上げるようにしています)そうしないと「コントロールアビリティ」=自己操縦感を喪失してしまいます。自己操縦感を喪失すると幸福度が下がるということは、さまざまな実験で検証されているし子育ての教科書「セルフドリブンチャイルド」にもバチっと書いてあります。つまり、メンターの言うことを鵜呑みにすればするほど、自己操縦感(コントロールアビリティ)を失い幸福度がどんどん下がるということです。良かれと思ってしていることが悪く働くということですね。何度も言いますが他人のやり方をそのまま真似ても上手くいきませんよ。正直、こんなことは説明されなくても理解できないと困ります。

自分で何も決められないと幸福度が下がる、自分で考え決めることがオリジナリティにつながる

心に刻みましょう。他人に「こうしたらどうですか」「こうしなさい」と言われたことをそのままやるのは、強制されているのとほとんど変わりません。それが本当に自分に適しているか否かがわからないからです。自分に適しているか否かを判断できるのは他でもない自分だけなのです。